7月20日、EMCジャパンは最大24TBのNAS「Iomega StorCenter(アイオメガ・ストアセンター) ix12-300r」の販売を開始した。
Iomega StorCenter ix12-300rは、グループ会社であるアイオメガブランドのハードウェアに、EMCが2008年1月に発表したNAS用OS「EMC LifeLine」を搭載した製品。アイオメガの販売パートナーの1つであるダイワボウ情報システムを通じて提供する。
2Uラックマウント筐体に3.5インチHDDを最大12台内蔵可能で、RAID 0/1/10/5/6、JBODに対応。ほかに、ギガビットEthernet×4、USB×2、ホットスワップ対応の電源ユニット×2などを搭載する。
対応するネットワークプロトコルは、Linux/UNIXで使われるNFSやWindowsのCIFS、SMB、マッキントッシュのAFP/Bonjour、Time Machine、そしてFTP、HTTP、HTTPS、WebDAVなど。iSCSIにも対応し、LUN最大256、ホスト最大256となっている。
ほかに、WindowsのActive DirectoryやDFS(分散ファイルシステム)、EMCのバックアップソリューション「Avamar」のクライアント機能を実装。また、下記の通りに、仮想化システムをサポートする。
- VMware Certified ESX Server 4.0(iSCSI、NAS)
- Citrix XenServer Certified(iSCSI)
- Microsoft Hyper-V Certified(iSCSI)
価格(税別)は、最下位の4TB構成(1TB HDD×4)が59万8000円、12TB構成(1TB HDD×12)が83万6000円、最上位の24TB構成(2TB HDD×12)が122万4000円など。