Let'sntoeといえば、軽量/高性能/長時間駆動/タフという4拍子揃ったモバイルPCとして、ビジネスマンなどから絶大な信頼を集めている存在だ。ユーザーの声に耳を傾け実直に応えるという開発スタンスを積み重ねて、ノートPCの一大ブランドを築き上げた。
この6月、そのLet'snoteシリーズに、新しい仲間が加わる。それがタッチパネルを搭載したコンバーチブルタブレットPC「Let'snote C1」(CF-C1)だ。現在、タッチパネルを備えた端末は熱いジャンルのひとつだが、そのシーンでC1が提案できることは何だろうか? その魅力に迫ろう!
「透明ボード」で画面に直接指示が書ける!

ASCII.jpの読者ならご存知の方も多いだろうが、最新のWindows 7は、画面を指先で触って操作できる「Windows タッチ」に対応したのが特徴だ。画面を二回たたいてダブルクリックしたり、指を上下させてウィンドウをスクロールさせたりと、いままでマウスを使っていた操作を指先でより直感的に操れるようになった。
そんなWindows 7の新機能をビジネスに活用できるのがC1だ。
C1はコンバーチブルタブレットPCなので、いつもは普通のノートパソコンと変わらない感覚で利用可能。タブレットとして使いたいときは、液晶ディスプレーを「くるっ」と反転させればいい。タッチパネルは指に加えて、本体に収納できるペンを使ったデジタイザー入力にも対応している。液晶ディスプレーも携帯性と使い勝手のバランスが取れた12.1型なので実用的だ。
これらの特徴は、さまざまなメリットを生む。例えば、たくさんある画像の中からプレゼン資料に使いたいものを別のフォルダーに選別する場合、タッチパネルなら必要なファイルだけ別のフォルダーに指で直感的にドラッグ&ドロップできる。
また、商談の場でも普通のノートパソコンではできない芸当を実現してくれるだろう。正面の相手に対してプレゼンする際に、液晶ディスプレーをくるっと回して、相手が見やすい状態で説明できるのはコンバーチブルタブレットPCならではの利点だ。
液晶ディスプレーをくるっとひっくり返せば板状になるので、販売員など、立ち仕事のお供に使うパソコンとしてもピッタリだ。法人向けモデルでは、本体底面に取り付けるエルゴノミクスストラップがオプションとして用意される。このストラップに片手を通せば、立った状態での安定感がよりアップするだろう。
そして見逃せないのが、Windowsの画面上に書き込みができるユーティリティーソフト「透明ボード」だ。ソフトを起動すれば、すぐにペンで画面上にメモなどを書き込んで、ファイルとして保存できる。取引先や部下からもらった書類に訂正を入れる場合、いちいちプリントアウトせずに、画面に書き込んでファイルで送り返せるようになるのだ。
普通にパソコンを使っていると、マウスとキーボードで操作するのが当たり前という感覚になるかもしれない。しかし、そこにタッチパネルが足されることで、使い勝手は大きく変わってくる。
