安心できる「Let'snote」印のハードウェア
もちろん「Let'snote」の名を冠するからには、ほかのシリーズと同じ特徴を兼ね備えている。
「軽量」では、12.1型以上の液晶を搭載するコンバーチブルタブレットPCにおいて世界最軽量を実現。本体サイズの割に、重量が約1.46kgなので、実際に持ってみると「あれ!? この大きさなのに軽い!」という印象を受ける。液晶ディスプレーを裏返した状態のC1を左腕に抱えて腹に付け、右手で操作していても、左腕にプレッシャーはかからない。
「長時間駆動」では、バッテリースロットを2基搭載し、パソコンを終了することなくバッテリーを取り替えられる(ホットスワップ対応)。バッテリー駆動時間は、標準で付属する1バッテリーで約6.5時間、オプションの2バッテリーで約13時間。例えば、バッテリーを2個以上用意すれば、各種展示会場での説明員など、電源アダプターを常時接続できない状況でも、バッテリーを交換することで途切れることなく連続してパソコンを使える。
「タフさ」では、デスクの上からパソコンを落とした衝撃に耐えられるように「76cm動作落下試験」を実施。満員電車の圧力に押されても液晶ディスプレーが割れないように「100kgf加圧振動試験」も行なっている。さらにキーボード面に水をこぼしても内部に入りにくい「キーボード全面防滴」も採用した。
以上のようにC1は、ビジネスの現場でもかゆいところに手が届き、本体もきちんと作り込まれている。手元にあるノートパソコンをC1に換えることで、円滑にビジネスを進められるようになるだろう。
製品のラインアップには、店頭/直販/法人という3つのモデルがある。このうち直販であるショッピングサイト「マイレッツ倶楽部」ではOffice 2010プリインストールモデルが選択できる。ビジネスに必要なツールが最初から入っており「手間いらず」なので、購入の際はぜひチェックしてみてほしい。
Let'snote C1 | |||
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項目 | 個人向けモデル | マイレッツ倶楽部モデル | 法人向けモデル |
CPU | 標準電圧版Core i5-520M vPro(2.40GHz) | ||
インストールOS | Windows 7 Professional 32ビット |
Windows 7 Professional 64ビット |
Windows 7 Professional 32ビット/XP Tablet PC Editionあり |
HDD | 250GB | ||
メモリ | 2GB(最大6GB) | ||
ディスプレー | 12.1型WXGA(1280×800ドット) | ||
WiMAX | 標準内蔵 | 個別対応 | |
無線LAN | 802.11a/b/g/n準拠 | ||
WWAN | - | ○ | - |
Office2010 | - | ○ | - |
バッテリー 駆動時間 |
約6.5時間 (2バッテリーで約13時間) |
約5.5時間 (2バッテリーで約11時間) |
約6.5時間 (2バッテリーで約13時間) |
サイズ | 幅299.2×奥行き226.5×高さ30.6mm/44.3mm | ||
重量 | 約1.46kg (2バッテリーで約1.67kg) |
約1.47kg (2バッテリーで約1.68kg) |
約1.46kg (2バッテリーで約1.67kg) |
価格 | オープン (実売価格:20万円前後) |
21万3950円から | オープン |
発売中の夏モデルにOffice 2010プレインストール版が追加
5月に発売したレッツノート2010年夏モデルのうち、CF-F9/S9/R9の3モデルに「Office Home and Business 2010」を搭載したバージョンが追加された。先に発売されたOffice非搭載モデルに約2万5000円程度上乗せした価格で購入できるとのこと。最新マシンとともに、Officeも新バージョンで手に入れよう。
