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ファイルメーカー社長が語る「FileMaker 11」ここに注目

2010年04月22日 08時00分更新

文● 広田稔 撮影●福田栄美子

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見た目が美しい「Bento for iPad」

── 最近では、iPhoneやiPadなどのモバイル端末が数多く登場しています。データベースの企業としてそうした時代をどう見ていますか?

グピール氏 われわれは新しいチャンスととらえています。4月頭にiPadアプリとして「Bento for iPad」(iTunes Storeで見る)をリリースしたことを誇りに感じます。去年の5月には、iPhone/iPod touch向けに「Bento」(iTunes Storeで見る)を提供して、その後、10万ダウンロードを超えたというプレスリリースも出しています。

 これはユーザーが持ち歩けるデータベースに関心があることを示しているでしょう。iPadはより大きく、質の高い画面なので、見やすさが向上します。これが大きなメリットですね。Bento for iPadは、特に見た目が美しいです。ノートブックやクリップボードなどの新しいテーマは、データベースとしてのよさをアピールするいい材料になると思います。

Bento for iPad。価格は600円


── Bentoではなく、FileMakerのiPad版を出す予定はありますか?

グピール氏 同じような要望を聞いていますが、今回はコメントを控えさせていただきます。


── 現状でもウェブ公開の機能を使えばFileMakerのデータベースをiPadのSafariで見られますよね?

グピール氏 そうですね。バージョン4.1より「インスタントWeb公開」という機能を付けていて、直接FileMakerのデータベースにアクセスできるようになっています。バージョン9ではPHP言語をサポートして、ウェブソリューションをより開発しやすくなりました。

 逆に、FileMaker 8.5から提供している「Web ビューア」を使えば、レイアウトの中にウェブページを埋め込めます。例えば、住所録の中にGoogleマップを埋め込むようなマッシュアップが可能です。


── 最後に日本における販売戦略を教えてください。

グピール氏 日本はとても重要な市場です。昨年10月には「FileMakerカンファレンス 2009」を開いて、400〜500名の参加者が集まりました。ユーザーと開発者が一堂に会したという感じです。日本にはたくさんのアクティブユーザーがいますし、開発者のコミュニティーを成長させたいので、引き続きこのようなイベントを実施したいです。

石井氏 FileMakerは元々、世界中にファンがいるというのが特徴のひとつですが、日本は「非常に」好きだという方が多い。そうした開発者やビジネスパートナーとの関係を強化して、より多くのお客様に知っていただけるような活動をしていきたいです。

 昨年のようなカンファレンスは、今年もぜひやりたい。それ以外にもファイルメーカーの社員が全国を回って、現地の開発者と一緒にイベントを開ければと考えています。今年いっぱい見ていただければ、「ファイルメーカーは変わってきたぞ」というのが分かっていただけると思います。


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