2TBまで搭載可能なIBM System x 3850 X5、IBM BladeCenter HX5
大容量メモリが搭載可能なIBM eX5サーバー
2010年04月01日 09時00分更新
日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、同社の次世代x86サーバーアーキテクチャー「eX5(第五世代Enterprise X-Architecrure)」準拠のブレードサーバー「IBM BladeCenter HX5」と、ラックマウント型サーバー「IBM System x 3850 X5」の2製品の販売を開始した。発表されたばかりのXeon 7500番台を搭載する。
これら2製品は、以前紹介したeX5(関連記事)を最初に搭載した製品となる。eX5は、“x86サーバーの再定義”を掲げ、進化の著しいプロセッサーと、その進化に対応できていないメモリとのギャップを解消することに主眼を置かれたアーキテクチャ。「MAX5」と呼ばれる専用メモリ拡張ユニットにより、最大3TBのメモリが搭載可能(今回の「IBM System x3850 X5」は2TB)。また、「FlexNodeテクノロジー」によって複数サーバーを束ねて1台のサーバーとして運用し、また2台に戻して運用するなど、ユーザー要求によって柔軟にサーバー構成を変更できる。また、RAID化したSSDを専用のゲージに搭載してディスクアクセスを高速化する「eXFlashテクノロジー」も搭載されている。
今回発表された「IBM BladeCenter HX5」は、FlexNodeを搭載。最小構成価格は73万6000円(CPU1個、メモリー8GB)。「IBM System x3850 X5」はQuickPath InterconnectとeXFlash)を搭載。最小構成価格は140万円(CPU2個、メモリー16GB)。
