「GXR」の新レンズユニットを展示したリコー
なんといってもレンズ・撮像素子ユニット交換式の「GXR」が最大の展示。発表された新レンズユニット(28-300mm手ブレ補正内蔵と28mm単焦点)は発売がまだまだ先(それぞれ本年夏頃、冬頃)ではあるが、参考展示されていた。GRシリーズ同様に強固なファンを持つ製品だけに今後の展開も期待される。
「DP2s」「DP1x」が注目のシグマ
デジタルカメラ市場におけるダークホースと言えるシグマ「DP」シリーズだが、発表されたばかりの「DP2s」「DP1x」を展示していた(実機体験は残念ながらできなかった)。
メインの展示は発売中の「DP1」、「DP2」ではあるが、触ってみるとDP1に比べてDP2のレスポンスの良さなど、完成度が次第に上がってきていることを実感できる。
LUMIXブランドを全面に押し出すパナソニック
同社は先日「LUMIX DMC-G2」を発表したばかりだが(関連記事)、それだけではなくコンパクト製品を含めての「LUMIX」シリーズとしてのブランド化を強くアピールしている。
G2のタッチフォーカスも実際に触ってみたが、すでにコンパクト機の一部で実用化されているものと同様にかなり自然にフォーカスする。
また、注目したいのは「TZ10」のGPS機能。TZシリーズは高倍率ズームもあって「旅行に持っていくならこの1台」というコンセプトの製品だが、緯度経度という位置情報に加えて地名情報をあらかじめ用意し、地名として参照できるのは面白い(地名情報が書き込まれるのはExif内のメーカー独自エリアとなる)。