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オリンパスから早くも「PEN E-P2」登場!

2009年11月12日 11時03分更新

文● ASCII.jp編集部

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 オリンパスが7月に発売したマイクロフォーサーズ準拠のデジカメ「OLYMPUS PEN E-P1」は、現在も一部のキットモデルが品薄状態というほど人気を博した製品だ。そして、12月上旬に早くも「E-P2」が登場する。

 E-P2はE-P1の上位機種という位置づけで、予想実売価格はボディのみで10万5000円前後。E-P1が(リリース当初)9万円前後だったので、約1万円ほど高い価格設定になっている。ちなみに、14-42mmの標準レンズが付属する「レンズキット」が11万5000円前後、17mmのレンズが付属する「パンケーキキット」が12万5000円前後だ。

左がシルバーで右がブラック

 E-P1のボディカラーはシルバーとホワイトの2色展開だったが、E-P2はシルバーとブラックが用意される。なお、シルバーもグリップ部分の色がE-P1と異なる。

背面にある「アクセサリーポート」

背面にある「アクセサリーポート」

 アクセサリーシューの下に、新たに「アクセサリーポート」と呼ばれる外部端子を搭載。視野率100%、144万ドットの電子ビューファインダー「VF-2」(希望小売価格3万1500円)や、外付けマイクを接続できるマイクアダプター 「EMA-1」(マイクとセットで希望小売価格1万1235円)を装着できる。

電子ビューファインダー「VF-2」

電子ビューファインダー「VF-2」

マイクアダプター

マイクアダプターとマイクのセット

 機能的には、撮影状況に応じて最適なシーンモードを自動選択する「iAUTO」において、仕上がり処理(i-FINISH)が新しくなり、メインとなる被写体が際立つような処理を行なう。

ナチュラル

「ナチュラル」

ビビット

「ビビット」

i-FINISH

「i-FINISH」

 また、画面内で動き回る被写体を追いかける「動体追尾AF」機能が新たに加わった。被写体がいったんフレームから外れても、再びフレームに入れば再追尾する。

 写真に特殊効果を施す「アートフィルター」のモードが、E-P1の6種類から8種類に増えた。加わったのは、写真の上下を大きくぼかすことでミニチュア風の写真にする「ジオラマ」と、ポジフィルムをネガ現像したような画像にシミュレートする「クロスプロセス」のモードだ。

左の写真に「ジオラマ」モードを適用したのが右の写真

同じく左の写真に「クロスプロセス」を適用したのが右の写真

 ちなみに、E-P1同様にE-P2もHD動画撮影機能(1280×720ドット、秒間30フレーム)を搭載するが、その際にアートフィルターの効果を付加できる。たとえばジオラマモードで動画を撮影すれば、ミニチュアが動いているような映像を撮影できる。動画撮影機能に関しては、新たにマニュアル露出モードも追加された。

 そのほか、薄型テレビなどに搭載されているHDMIリンク機能にも対応。テレビのリモコンでE-P2のメニュー操作などを行なえるようになった。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」

「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」

「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」

「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」

 レンズに関しては、全長5cm以下という超広角レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」と、レンズ最大径が約65mmというスリムな高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」の開発を表明。2010年上半期にリリースする予定とのことだ。

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