発売されたばかりの「Kiss X4」が注目のキヤノン
各社が進めるミラーレスコンパクト一眼にはどうやら手を付けないキヤノンだが、発売されたばかりのエントリー機「EOS Kiss X4」よりも強くアピールしているのは「IXY」シリーズ。
とくに全面タッチパネル搭載の「IXY 10S」が最大の目玉となっている。もちろんインクジェット・小型カラーレーザープリンターでのアルバム作成などを含め、写真の楽しみを再認識してほしいという姿勢だ。
やっぱり「PEN」が目玉のオリンパス
現状のコンパクト一眼の代表製品と言えるのはやはり「OLYMPUS PEN」シリーズであり、3月に発売されたばかりの「PEN Lite E-PL1」が展示の主力となっている。
特に「お散歩カメラ」として楽しめるよう、各種レンズに加えて本革ボディジャケットやストラップといったアクセサリ類による、おしゃれなカメラスタイルの提案が最大の見所と言えるだろう。
硬派な撮影をアピールするニコン
先のバンクーバー冬季五輪を撮ったカメラマンのトークセッションやパネル展示で「報道のニコン」という伝統を強くアピール。
各社がコンパクト一眼による親しみやすい写真の楽しみを提案するなかで、それらとは一線を画したやや硬派なところはさすがにニコンらしい。
展示では一眼レフ機「D3」や新モデル「COOLPIX S6000」「S8000」による超高感度撮影体感コーナーなど、とくに高感度撮影を謳った機種を推した展示が目立った。