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リニューアルしたカメラショーをチェック!

ソニーのコンパクト一眼も登場!「CP+ 2010」レポート

2010年03月12日 08時00分更新

文● 行正和義

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発売されたばかりの「Kiss X4」が注目のキヤノン

主力は「EOS 7D」「EOS Kiss X4」など最新モデル。とくに一眼機だとさまざまなレンズが用意され、その場で体験できる楽しさがある

主力は「EOS 7D」「EOS Kiss X4」など最新モデル。とくに一眼機だとさまざまなレンズが用意され、その場で体験できる楽しさがある

 各社が進めるミラーレスコンパクト一眼にはどうやら手を付けないキヤノンだが、発売されたばかりのエントリー機「EOS Kiss X4」よりも強くアピールしているのは「IXY」シリーズ。

すでに市場に並んでいるので実機を触った人も多いであろうが、「IXY 10S」の全面タッチパネルは操作性も練られていることに加え、広角24mmはコンパクト機としてもかなり使い勝手はよい

すでに市場に並んでいるので実機を触った人も多いであろうが、「IXY 10S」の全面タッチパネルは操作性も練られていることに加え、広角24mmはコンパクト機としてもかなり使い勝手はよい

 とくに全面タッチパネル搭載の「IXY 10S」が最大の目玉となっている。もちろんインクジェット・小型カラーレーザープリンターでのアルバム作成などを含め、写真の楽しみを再認識してほしいという姿勢だ。


やっぱり「PEN」が目玉のオリンパス

PENのブースでは以前から同社のキャンペーンを行なっている浅田舞がトークセッションに登場

PENのブースでは以前から同社のキャンペーンを行なっている浅田舞がトークセッションに登場

 現状のコンパクト一眼の代表製品と言えるのはやはり「OLYMPUS PEN」シリーズであり、3月に発売されたばかりの「PEN Lite E-PL1」が展示の主力となっている。

お散歩カメラとしていつでもぶら下げて歩けることはPENの最大の強み。ファッション性を謳う本機にとっては本革ジャケットやカバーの存在も欠かせない

お散歩カメラとしていつでもぶら下げて歩けることはPENの最大の強み。ファッション性を謳う本機にとっては本革ジャケットやカバーの存在も欠かせない

コンパクト機では耐環境カメラ「μTOUGH」シリーズの過酷なデモも。上からカメラを動作(動画撮影)させたままレンガに落としてみたり、一方では氷漬けになっていたりとデモがだんだん過激になっていった

コンパクト機では耐環境カメラ「μTOUGH」シリーズの過酷なデモも。上からカメラを動作(動画撮影)させたままレンガに落としてみたり、一方では氷漬けになっていたりとデモがだんだん過激になっていった

 特に「お散歩カメラ」として楽しめるよう、各種レンズに加えて本革ボディジャケットやストラップといったアクセサリ類による、おしゃれなカメラスタイルの提案が最大の見所と言えるだろう。


硬派な撮影をアピールするニコン

ニコンと言えば報道ということを再認識させられるバンクーバー五輪報道写真ブース

ニコンと言えば報道ということを再認識させられるバンクーバー五輪報道写真ブース

 先のバンクーバー冬季五輪を撮ったカメラマンのトークセッションやパネル展示で「報道のニコン」という伝統を強くアピール。

 各社がコンパクト一眼による親しみやすい写真の楽しみを提案するなかで、それらとは一線を画したやや硬派なところはさすがにニコンらしい。

店頭などではなかなか実感できない暗所撮影機能のデモ。D3の10万2400というISO感度ではほとんどまっくらな状況でもそれなりに撮れることに驚く

店頭などではなかなか実感できない暗所撮影機能のデモ。D3の10万2400というISO感度ではほとんどまっくらな状況でもそれなりに撮れることに驚く

 展示では一眼レフ機「D3」や新モデル「COOLPIX S6000」「S8000」による超高感度撮影体感コーナーなど、とくに高感度撮影を謳った機種を推した展示が目立った。

「COOLPIX S8000」は光学10倍ズーム+光学式手ぶれ補正ながらコンパクトなボディに収まっており、色合いを画面上のスライダーで調整できるのも面白い

「COOLPIX S8000」は光学10倍ズーム+光学式手ぶれ補正ながらコンパクトなボディに収まっており、色合いを画面上のスライダーで調整できるのも面白い

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