iPhoneで内線電話を取ろう!
スマートフォンのビジネス活用として、法人向け展開が一部で期待されている「iPhoneだが、今回のデモでは、「Cisco Unified Mobile Communicator for iPhone」によって、ビジネスシーンにおけるより具体的なiPhone活用事例が展開された。
Cisco Unified Mobile Communicator for iPhoneは、iPhone用のアプリで、ディレクトリ/アドレス帳、オフィス電話転送機能、ボイスメールリスト表示、Cisco Unified IP Phoneの通話履歴表示、モバイルコネクト制御といった機能を持つ。
ポイントは、オフィス電話転送機能によって、iPhoneで電話を発信/受信しても、相手側に表示されるのはオフィスの電話番号であるという点。相手側は、常に1つの電話番号に電話をすればいいし、iPhoneユーザー側も相手に電話番号を知られないため、ビジネスとプライベートで1つのiPhoneを使い分けることができる。
会社の電話帳を手のひらに
個人カスタマイズも可能
デモンストレーション最後に紹介されたのは、“次世代電話帳”とも呼べそうな「Web電話帳」ソリューションだ。Web電話帳では、PC、Cisco Unicied IP Phone、ケータイのブラウザなど、複数デバイスからのアクセスは当然のこと、電話帳データの共有と切り分けができる。さらに、社内であれば相手のステータスも確認できてしまう。