このページの本文へ

ユニファイドコミュニケーション一挙61製品を発表

iPhoneで内線電話!シスコがUC製品を未曾有の大投入

2009年11月20日 18時00分更新

文● 吉川大郎/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

チャットやビデオ、1対1と多対多が入り乱れる
Click-to-Call

 最初に実演されたのは、Cisco UC Integration for Cisco WebEx Connectだ。これは、Cisco WebEx Connectに電話機能を追加するアドオンツール。

 よく、「電話とメールの違いは、相手の時間を強制的に奪うかどうかだ」という話がされるが、このソリューションを使えば、それが解消される。具体的には、相手に電話をする場合に、まず文字のメッセージで「○○の件です」と入力し、クリックすると電話発信になる。すると相手の電話に文字メッセージが表示されるので、たとえば打ち合わせの際などは、緊急の用件であれば電話を取ればいいし、そうでなければリダイヤルするといった選択が可能になる。この機能は、後述するWeb電話帳で実装されている。

 実際のデモでは、チャットからビデオ通話をしたり、1対1のビデオ通話から多人数チャットに切り替えるなど、会話の内容や人数によって、メッセージングのツールを柔軟に切り替えられる特徴が披露された。

チャットからビデオ通話

アドレス帳からクリックしてチャットを送り、ビデオ通話してもいいかどうか聞く

ビデオ通話開始

ビデオ通話が開始された

1対1から多対多へ

他のメンバーも必要になったので、急遽ビデオ通話への参加を呼びかける

iPhoneデモ

次のデモにもつながるが、iPhoneによる通話でも、プレゼンテーション資料を共有できる。もちろん、拡大縮小も可能だ

次ページ「iPhoneで内線電話を取ろう!」に続く

カテゴリートップへ