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買うならどれだ!? Windows 7最新パソコン特集 第5回

結局どれが買いなのか!? 7搭載パソコン言いたい放題

2009年11月18日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 今回はWindows 7最新パソコン特集のまとめとして、ASCII.jp編集部による座談会を開催した。特集でとりあげた製品も含めて、編集部員はWindows 7と搭載パソコンをどう見ているのか? 編集部員5名による、新製品言いたい放題をお届けしたい。


編集部員もみんな欲しがる? CULVノート

小西「それでは特集1回目を飾ったCULVノートから見ていきましょうか。特集の記事のこの回もよく読まれているようで、やはり読者の注目も高いようです」

岡本「CULVって、もっといい呼び方はなかったんですかね?」

小西「インテルは、『モバイル・サブノートPC』と言う呼び方を定着させたいようです。あくまでも『モバイルに特化したサブマシン』という位置付けを、呼び方でも主張したいという意図があるのかと思います。富士通やAcerも最近ではこの呼び方を使っていますね。ただ、サブノートという言葉は日本では、むしろ最近は使われない古びた言葉のイメージがありますからね……」

COMPUTEX TAIPEI 2009でのスライド

CULV用プラットフォームが発表されたCOMPUTEX TAIPEI 2009でのスライド。超薄型ノートをメインストリームの価格帯で実現するとしている

美和「日本でその呼び方が流行るかというと、どうかな。長ったらしいのもイマイチ」

小西「東芝はdynabook MXに対して、『ネットノート』という独自のジャンル名を掲げています。商標登録などはせず、他社にも使ってもらってかまわないとのことですが」

岡本「東芝が『ブック』じゃなくて『ノート』と呼ぶのは衝撃ですね(笑)」

美和「ダイナ“ブック”に対抗して、NECが98“ノート”と呼んだアレか。古い話だな(笑)。話を戻すと、Atomのネットブックに失望を感じた人には、CULVノートは魅力的に見えるだろうね」

橋本「VAIO type PをWindows Vistaで使っていたときには、Atom Zで動画は厳しいなという印象でしたが、Windows 7に入れ替えたらけっこう快適になりましたよ。そういう点を踏まえると、僕はCULVノートよりも、VAIO Xの方がいいかな、と思うんです」

CULVベースで厚さ10mmを切った「Adamo XPS」

CULVベースで厚さ10mmを切った「Adamo XPS」。ただし値段も別格

美和「VAIO Xは売れているようだね。いいものがちゃんと売れるというのはいいことだ。あとはデルのAdamo XPSかな」

小西「スペック的には、あれもCULVノートですね。ただ、CULVノートとしては高いですよ?」

橋本「今回紹介したCULVノートは、12万円くらいするんですね。そうなると安いノート、とは言いにくいな」

岡本「AcerのTimelineシリーズや今回のAspire 1410は安いですよ。『みんな買いそうだから、これ買ったら負けだ』なんていうライターさんもいるくらい(笑)」


CULVノート第1世代はどれも似たり寄ったり?

橋本「ただどの製品も、今はまだ似たり寄ったりなのが面白くないですね」

VAIO X

VAIO X

美和「VAIO Xみたいな製品が、CULVノートにももっと出てきてくれればな」

小西「そうですね。しかし、あのレベルに作り込んだ製品となると、設計にも時間がかかります(関連記事)。CULVノートが出始めてまだ半年経っていないくらいですから」

「話を戻しますが、CULVノートが10万以下なら、皆さん欲しいですか?」

岡本「欲しいですね」

北村「10万以下だったら欲しい」

美和「1桁万円というのは、心理的に買いやすい。低性能なAtomのネットブックは、存在意義がなくなるんじゃないか?」

小西「確かにAcerのAspire 1410だと、ネットブックの中心価格帯と比べても、価格差が2万円ないですからね。それだったらCULVを買う。バッテリーも持ちます」

美和「CULVノートの方が、絶対幸せになる」

小西「今回の3製品では、どれが欲しいですか?」

橋本「やっぱりAcerかな。性能はどれもそんなに変わらないし」

Aspire 1410の安さはネットブック並み

際だった特徴がない場合、安さは最大の強みである。Aspire 1410の安さはネットブック並み

美和「Aspireのキーボードは、打鍵感がよくないのであまり好みじゃない。ペチペチしてて」

北村「キータッチとかを気にする人向けの製品じゃない、ってことでしょう。この値段ですし」

小西「今後は広がりを見せそうなジャンルですから、安さだけでなく使い勝手方面を重視した製品や、デザインを重視した製品も増えてくることでしょう。逆に、メーカー間の差異が少ない第1世代では、やはり安価なAspire 1410が魅力的というところでしょうか」

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