ハイエンドには6コア/12スレッドの
Gulftownを投入
ClarkdaleやArrandaleのグラフィックスコア部分は、Intel G45/GM45 Expressチップセットの内蔵グラフィックス機能と比べて、大幅な機能向上はされない。Blu-rayの映画タイトルの「ピクチャーインピクチャー」を想定した「Clear Video HD Technology with dual HD stream」に対応する。またArrandaleは、グラフィックスコアのターボブースト機能(動作クロックを引き上げる)にも対応する。また、外付けのGPUを接続するためのPCI Expressインターフェース機能も用意する。
一方、ハイエンドユーザーに向けては、Westmereベースの「Gulftown」というCPUが用意される。Gulftownは6CPUコアで、同時12スレッド実行が可能となる。チップセットには、現行のIntel X58 Expressチップが使用され、インテルのデスクトップ用CPUとしてはもっとも高価なExtreme向けCPUとなるだろう。
既存のLynnfieldやClarksfieldも、32nmプロセスのWestmereへ2010年には移行すると思われるが、当面の間はグラフィックス内蔵の低価格製品でWestmereが先行する形になる。