オリジナルのウィジェットもなかなかおもしろい
ソフトバンクの公式サービスである“モバイルウィジェット”には非対応だが、サムスンのオリジナルウィジェット機能を搭載している。デフォルトでは全部で51種類のウィジェットが用意されており、最大17個のウィジェットを待受画面に貼り付けられる。また、ウィジェットを貼り付ける画面はAとBの2画面を即座に切り替えて利用できる。
貼り付ける位置も自由に設定できるので、自分の使いたい機能を選択して配置しておけば、ワンタッチで素早く利用できる。
海外メーカー製端末といっても
ワンセグやS!アプリは利用できる
サムスン電子という海外メーカー製の端末である931SCだが、今や日本のケータイとしては必須となっているワンセグも搭載。また930SCでは非対応だったS!アプリにも対応した。ただし10キーを搭載していないので、アプリ操作時は画面上に方向キーが表示され、タッチして操作を行なう仕様になっている。なお、FeliCaやGPSは搭載していない。
テンキーレスながらキビキビと動作し操作性も良い931SCだが、マルチタスクに対応していないのは残念なポイント。ウェブブラウザーを見ているときに、メールやアドレス帳を見たい場合、いったんブラウザーを終了しないとほかの機能を起動させられない。
とはいえ、“お絵かきアニメーション機能”は、国内の端末にはない大きな特徴だ。単に写真を撮るだけなのは飽きた、というユーザーに是非とも試してもらいたい。