コンパクトさがウリの「HDC-TM30」
一方で、撮像素子を総画素数147万画素の1MOSとしたコンパクトサイズモデル「HDC-TM30」(実売価格9万9800円)も発売されている。こちらは32GBの内蔵メモリーとSDメモリーカードスロットを搭載し、シルバー、ブラック、レッドの3色のカラバリが用意されている。
HDC-TM30は、1920×1080ドットのフルハイビジョン記録を実現しながら、手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズで、バッテリー込みで約278gの軽量設計となっているのが特徴。光学式手ブレ補正はHDC-TM350と同様で、ズーム撮影用の「スタンダードモード」のほか、歩き撮りでの大きなブレを防ぐ「アクティブモード」を採用している。
このほか、タッチセンサーで被写体をタッチすると、被写体が動いてもピントと露出を自動で合わせる「追っかけフォーカス」や、撮影条件に合わせて自動で「ノーマル/顔/風景/スポットライト/ローライト」の撮影モードに自動で切り替わる「おまかせiA」といった簡単操作機能をHDC-TM350と同様に搭載する。
静止画撮影でも、1秒間に毎秒60コマ/24コマで最大3秒間連続撮影ができる「HD高速連写機能」を備える。パナソニックはもともと3MOSモデルでも他と比べてサイズは小さめだったが、より小型なモデルを投入し、エントリー層や女性層に一層アピールしていく戦略だ。
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