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パナの手ブレ補正もすごい!「愛情サイズ」HDカメラの実力

2009年07月17日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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コンパクトさがウリの「HDC-TM30」

「HDC-TM30」を構えたところ。本体サイズは幅47.5×奥行き114.5×高さ63mm、重量は約278g(バッテリー含む)

「HDC-TM30」を構えたところ。本体サイズは幅47.5×奥行き114.5×高さ63mm、重量は約278g(バッテリー含む)

 一方で、撮像素子を総画素数147万画素の1MOSとしたコンパクトサイズモデル「HDC-TM30」(実売価格9万9800円)も発売されている。こちらは32GBの内蔵メモリーとSDメモリーカードスロットを搭載し、シルバー、ブラック、レッドの3色のカラバリが用意されている。

HDC-TM30の側面。凹凸の少ないシルエットで、ぐっとコンパクトな印象。ビューファインダーは省略されている

HDC-TM30の側面。凹凸の少ないシルエットで、ぐっとコンパクトな印象。ビューファインダーは省略されている

TM350と同じく映像出力端子は液晶モニターを開いた内側に搭載する

TM350と同じく映像出力端子は液晶モニターを開いた内側に搭載する

 HDC-TM30は、1920×1080ドットのフルハイビジョン記録を実現しながら、手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズで、バッテリー込みで約278gの軽量設計となっているのが特徴。光学式手ブレ補正はHDC-TM350と同様で、ズーム撮影用の「スタンダードモード」のほか、歩き撮りでの大きなブレを防ぐ「アクティブモード」を採用している。

液晶モニターを開いたところ。タッチパネル採用のモニターや下部の録画操作ボタンの配置などは上位モデルと同じ。本体部の横幅もぐっと短くホールドしやすくなっている

液晶モニターを開いたところ。タッチパネル採用のモニターや下部の録画操作ボタンの配置などは上位モデルと同じ。本体部の横幅もぐっと短くホールドしやすくなっている

 このほか、タッチセンサーで被写体をタッチすると、被写体が動いてもピントと露出を自動で合わせる「追っかけフォーカス」や、撮影条件に合わせて自動で「ノーマル/顔/風景/スポットライト/ローライト」の撮影モードに自動で切り替わる「おまかせiA」といった簡単操作機能をHDC-TM350と同様に搭載する。

 静止画撮影でも、1秒間に毎秒60コマ/24コマで最大3秒間連続撮影ができる「HD高速連写機能」を備える。パナソニックはもともと3MOSモデルでも他と比べてサイズは小さめだったが、より小型なモデルを投入し、エントリー層や女性層に一層アピールしていく戦略だ。

前面の様子。レンズは光学16倍ズームを採用し、静止画撮影用にフラッシュも備えている

前面の様子。レンズは光学16倍ズームを採用し、静止画撮影用にフラッシュも備えている

上面のボタン配置。ズーム用のレバーのほか、静止画用のシャッターボタンを中央部に持つ。右側のスロットはSDメモリースロット。左には「おまかせiA」、手ブレ補正「O.I.S.」ボタンがある

上面のボタン配置。ズーム用のレバーのほか、静止画用のシャッターボタンを中央部に持つ。右側のスロットはSDメモリースロット。左には「おまかせiA」、手ブレ補正「O.I.S.」ボタンがある

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