7月10日に、実物大のRX-78ガンダムが作られていると以前より話題になっていた東京・お台場にある潮風公園で、“GREEN TOKYOガンダムプロジェクト”のオープニングセレモニーが行なわれた。
このプロジェクト“GREEN TOKYOガンダムプロジェクト”は、放送30周年を迎えたアニメ「機動戦士ガンダム」を記念して行なわれるアニバーサリー企画のひとつで、“緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくりに向け、お台場 潮風公園を中心に、都民と企業・行政が一体となって東京のメッセージを発信していく新しいプロジェクト”のコンセプトを元に、7月11日から8月31日まで開催される。
この日のオープニングセレモニーには、ガンダムの生みの親である富野由悠季氏やバンダイナムコホールディングス代表取締役社長の石川祝男氏、“GREEN TOKYOガンダムプロジェクト”実行委員会会長尾田俊雄氏、さらに、同プロジェクトが東京オリンピック誘致活動にも関連していることから、東京都副知事菅原秀夫氏が登壇して、祝辞を述べた。
4人の祝辞に続いて、ガンダムシリーズでアムロ・レイ役を演じた古谷徹さんが登壇してお祝いのコメントともに、同プロジェクトの開会宣言を行なった。
古谷さんの「GREEN TOKYOガンダムプロジェクトいっきまーす!」の声とともに全ての照明がいったん落ちて会場が真っ暗になったかと思うと、緑色のレーザーでガンダムを照らされて、永井一郎さんの渋い声で「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀~~」で始まる名台詞が流された。永井さんのナレーションが終わると、これまた渋い声で同企画のコンセプトが発表された。
コンセプトの発表の後、ガンダムがスモークに包まれ、ガンダムの足の間からGACKTさんが「機動戦士ガンダム II 哀・戦士編」の主題歌で「哀・戦士」GACKTさんヴァージョンとともに登壇すると「我々が、世界に勇気を与え、緑を未来の子供たちに届けましょう!それがいま、地球に住む我々の指名です」とメッセージを残して、再びスモークの中へと姿を消して、オープニングセレモニーは終了となった。
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