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イー・モバイルが3.5世代通信「HSPA+」を国内初導入

月額580円からの最大21Mbps高速データ通信!

2009年06月09日 06時00分更新

文● 企画報道編集部

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 UQ WiMAXとインテルが搭載製品を一斉に発表した6月8日(関連記事)、イー・モバイルは国内最速の携帯データ通信サービスを8月上旬に提供開始すると発表した。3.5世代データ通信規格「HSDPA」を高速化した「HSPA+」規格を採用し、同規格は理論値で下り最大21.6Mbps、上り最大11.5Mbpsをほこる。

 料金プランは、2段階定額制「スーパーライトデータプラン21」と完全定額制「データプラン21」の2つを新設。スーパーライトデータプラン21を利用した場合、“ベーシック<年とく割2加入>”という条件で月額590円から最大5980円。データプラン21でも同様の条件で月額5580円固定で使い放題となる(ただし、年とく割2は1年間の継続利用が前提で、更新月以外で解約する場合は契約解除料6300円が発生する)。

 そのほかの料金体系は同社Webサイトを参照いただきたい。

プレスリリースに掲載された料金表

プレスリリースに掲載された料金表。なお最新の価格料金体系は、同社Webサイトを確認いただきたい

 なお、HSPA+を利用するには今後発表予定の新型端末が必要となる。同社広報によると、「搭載チップが異なるため、ソフトウェアアップデートなどで既存端末での利用は不可能」とのこと。


既存の契約者にうれしい “実質値下げ”も同時発表

 また、既存の通信サービスにおいても<年とく割2>を適用可能となり、完全定額のデータプランでは4580円、2段階定額のスーパーライトデータプランでは580~4980円と割安に利用できるようになった。

 さらに、電話サービス「ケータイ定額プラン」の契約者向け「データ定額オプション」も価格改定され、580~4980円となった。通話がメインで通信はたまに使う程度、という場合でも下限額が下がるため月々の支払いが割安になる。


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