美しい光沢が引き立たせる本体デザイン
さて特に女性が利用することを考えると、機能だけでなくデザインも重視したいところだが、FMV-BIBLO S/D55Nはこうした点にも最大限配慮されている。
本体カラーは店頭モデルでは「ピンクパープル」と「ミルクホワイト」の2種類（D50Nのみ）だが、富士通 WEB MARTでは限定カラーとして「オーシャンブラック」を選択できる。
強くオススメしたいのは、光沢感のある素材と締まりのあるブラックのコントラストが美しい「オーシャンブラック」だ。この色なら女性が使って映えるのはもちろんのこと、男性が使っても格好いい。
本体を前にして、まず目に飛び込んでくるのは光沢豊かな天板である。さらに細部を見ていくと、全体が丸みを帯びたラウンドフォルムになっていることが分かる。
ディスプレーを開いたキーボード部。周囲も天板と同じくツヤツヤだ。キーボードのキーピッチは約19mm
天板部分を開くと液晶ディスプレーとキーボードが現れるが、ここで驚かされるのはパームレストやキーボードの周囲も天板と同じ素材になっていること。こうした全体のトーンの統一感が高級感を生み出している。
キーボードの奥にあるショートカットセンサー。ボタンではなく、指で軽く触れるだけで機能する
さらに富士通の女性向けモデルに対するこだわりが感じられるのが、サポート画面の表示やウェブブラウザー／メールソフトの起動、「ECO」モードに切り替えるためのワンタッチボタンだ。
実はこれらのボタンはタッチセンサー方式になっており、指先でそっと触れるだけで反応する仕組みになっている。スペックだけでは分からない、「使い心地」を高めるための工夫と言えるだろう。
ちなみにECOモードは、ワンタッチで省電力設定に切り替えるための仕組みで、Windows上でメニューなどを選択することなく切り替えられる。
バッテリー利用時に便利なのはもちろん、電気料金の節約につながることを考えるとACアダプター接続時でも活用したい機能だ。
奥さん、これはお買い得ですよ！
嬉しいのは、これだけ充実したスペックと装備、そして魅力的なデザインのマシンでありながら、価格も抑えられているということ。
インテル® CoreTM 2 Duo プロセッサー P8700、2GBメモリー、約160GBのHDD、Blu-ray Diskドライブ、無線LANなしという構成で12万2300円だ。
基本性能とデザイン、そして多様な付属ソフト、この3つを兼ね備えての12万円はお買い得な1台だと思う。
