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Webデザイン劇的ビフォーアフター09年春版 (2/4)

2009年05月12日 09時00分更新

文●小橋川誠己/ASCII.jp

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毎日jp――トップページの見出し数を6倍以上に

■カテゴリー:メディア ■運営元:毎日新聞社
■リニューアル日:4月1日 ■URL:http://mainichi.jp/

 毎日新聞社が運営するニュースサイト「毎日jp」は、2007年12月以来、約1年半ぶりにトップページを刷新した。「豊富なコンテンツの中から情報にアクセスしやすくなるよう」(毎日新聞社)に、レイアウトを大幅に変更したのが特徴だ。

 新サイトは、従来の2カラムから4カラムへカラム数を増やし、隙間なく記事の見出しを敷き詰めた、いわば“圧縮陳列”型のレイアウト。しかも、ページ縦方向のサイズは6800ピクセル以上もあり、大手新聞社のサイトではもっとも“縦に長いトップページ”となっている。以前に比べると、フォントサイズや行間なども小さくなっており、トップページに掲出される記事見出し数は、従来の約30本から200本以上にまで増えた

 各カラムの基本的な割り当ては、左から(1)グローバルナビゲーション、(2)社説やコラムなどのお勧めコンテンツ、(3)新着記事一覧、(4)広告企画や社告――の順。(3)(4)はページ途中からカラムを連結させた変則的なつくりで、レイアウトはかなり複雑だ。ほかにも、JavaScriptを使ったタブパネル、開閉パネル、スライドショーなどのUIウィジェットを積極的に導入するなど、さまざまな新施策を取り入れた大胆なリニューアルとなった。


Number Web――自社運営に切り替えた新生サイト

■カテゴリー:メディア ■運営元:文藝春秋
■リニューアル日:4月1日 ■URL:http://number.bunshun.jp/

 文藝春秋が発行するスポーツ雑誌「Sports Graphic Number」のWeb版「Number Web」は4月1日にリニューアル。文藝春秋はNumber Webを2002年からポータルサイト「goo」内でNTTレゾナントと共同運営してきたが、今回のリニューアルではbunshun.jpのサブドメインによる自前サイトへ完全に切り替えた(gooへの記事提供は継続)。そうした意味では、今回のリニューアルは単なるリニューアルというよりも、「新生Number Web」の立ち上げだ。

 「雑誌『Sports Graphic Number』との連携強化、広告収入増を目指す」(文藝春秋)という新サイトは、デザイン面でも雑誌の基本路線を踏襲。背景やグローバルナビゲーションなどのページ面積の大半を占める基本色には黒を、ロゴやボタンなどの差し色には金を使った高級感のあるイメージで揃えた。

 写真に定評があるNumberだけに、ビジュアル要素を重視した点も新サイトの特徴だ。トップには幅300ピクセル超の写真を2つ横に並べ、インパクトのあるページに。Flashを使ったカルーセルタイプのフォトギャラリーも設置した。さらに、各ページとも写真以外の画像要素は極力排除、ナビゲーション周りにもテキストを使うなど、写真を引き立てるシンプルな装飾に徹している。

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