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低価格ルータで簡単URLフィルタリング

IIJのSEILにも「サイトアンパイア」が載る

2009年04月17日 15時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 URLフィルタリング製品・サービスを手がけるネットスターは、同社のフィルタリングサービス「サイトアンパイア」がインターネットイニシアティブ(IIJ)のSEILに採用されたことを発表した。

サイトアンパイアを搭載するIIJのSEIL/X

 サイトアンパイアは、2007年から提供されているURLフィルタリングサービスで、管理者の設定したカテゴリに従って、従業員のWeb閲覧に制限をかけられる。例外的に閲覧を許可するサイトを指定したり、掲示板への書き込みのみを禁止するなどの設定も可能だ。

 また、サイトアンパイアの最大の特徴はクライアントPC上ではなく、ルータ上で動作する点。これまでヤマハやセンチュリーシステムズの中小企業向けルータでサポートされていたが、今回IIJの「SEIL」にも対応した。

 SEILは「SEILレンタルサービス」やマネージドVPNサービス「IIJ SMF sxサービス」で利用されるIIJ自社開発の高機能ルータで、対応機種はSEIL/B1やX1、X2など。サイトアンパイアによるURLフィルタリングサービスは、1ライセンスで50台までの端末をカバーし、年額16万円となっている。

「掲示板への書き込みのみを禁止する機能」はSEIL版でのみ実現されており、ヤマハやセンチュリーシステムズの製品では対応していないとのこと。ベンダーからの指摘がありましたので、補足させていただきます。(2009年4月17日)

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