4.ネット動画を満喫できるのは?
BRAVIA、VIERAともにテレビ専用の動画配信サービス「アクトビラ・ビデオ」「アクトビラ・ビデオフル」に対応する。BRAVIAは冒頭でも書いたようにEdy決済が可能で、クレジットカード番号を登録する必要がないので楽だ。
一方でVIERAは「YouTube」を専用UIにより視聴できる。リモコンに特化したUIで、画面いっぱいに表示することもできる。早送り、巻き戻しができないのが難点だが、ネットの動画をテレビで気軽に楽しめる。
なお、BRAVIAは内蔵のウェブブラウザーにより、任意のウェブページを閲覧できるが、YouTubeの動画については「Flashのバージョンが合わない」とのエラーで再生できなかった。
5.ネット連携が強いのは?
どちらもテレビ向けネットサービス「アクトビラ」には対応しており、天気予報やニュースの表示、オンラインショッピングから出前の注文までいろいろなことができる。
その上で、BRAVIAは「アプリキャスト」と呼ばれるガジェット的な専用ウェブアプリを利用できる。ニュースや天気予報、占い、キッチンタイマーなど日常で使うと便利なアプリが揃っている。
特に3月下旬から開始予定の「ブラビア ポストカード」は、携帯電話の写メをダイレクトにBRAVIA(のアプリキャスト)に表示できるという面白いサービスで、家族とのコミュニケーションに役立ちそうだ。
VIERAは「ネットで使い方ガイド」というウェブベースのヘルプを参照できる。このガイドはVIERAだけでなく、同社の白物家電やビデオカメラの使い方も参照できる。
なお、両機とも内蔵のウェブブラウザーで任意のウェブページを表示できるほか、DLNA対応でLAN内のホームサーバーなどの映像をネットワーク経由で視聴できる。VIERAは対応ネットワークプリンターを接続することで、メモリーカードの写真やデータ放送の文字/画像の印刷も可能だ。