ZawardからSeventeam製の準ファンレス電源“Silent Energy7”シリーズが来週発売予定だ。ケース外に設置する、いわゆる外付けタイプの“EAZ”シリーズと、PCケース内蔵タイプの“PAF”シリーズの2タイプがラインナップされている。
外付けの準ファンレス電源“EAZ”シリーズ。本体に8cmファンを1基内蔵しており騒音値は最大で21dBとなっている | 内蔵型の準ファンレスATX電源“PAF”シリーズ。本体に12cmファンを1基内蔵。背面にはファンコントローラが搭載されている |
Seventeam初となる外付け準ファンレス電源の“EAZ”シリーズは、容量600Wの「ST-600EAZ」と、500Wの「ST-500EAZ」の2製品をラインナップ。外気を利用することで、500W/600Wともに騒音値は最大で21dBとなっている。準ファンレス電源なので、負荷がかからなければファンは停止している。また、フロントに付けられたLCDは、電源内部の温度、12V出力の状態、総消費電力の状態をリアルタイムで表示する。同シリーズはATX 12V Ver2.2に準拠しており、コネクタ数はメインコネクタ(20ピン+4ピン)×1、ATX12V(4ピン)×1、SSI-EPS(8ピン)×1、PCI Express×2、Serial ATA×2、4ピンペリフェラル×3、FDD用×1という構成。サイズは150(W)×220(D)×86(H)mm。8月1日発売予定で予価は600Wの「ST-600EAZ」がフェイスで2万6770円、高速電脳で2万9800円、500Wの「ST-500EAZ」がフェイスで2万3970円、高速電脳で2万4900円。
“EAZ”シリーズのフロントには内部の温度、12V出力の状態、総消費電力の状態をリアルタイムで表示するLCDを搭載する | 付属の接続パネルをPCの電源ベイに取り付けてケーブルをPC内部に引き込む構造だ |
“PAF”シリーズは、容量620Wの「ST-620PAF」と、580Wの「ST-580PAF」の2製品をラインナップ。本体に搭載されているボリュームスイッチで、電源の負荷、温度からファン回転数を自動でコントロールする準ファンレスモードと、マニュアルファンコントロールモードに切り替えが可能だ。また、すべての電解コンデンサに日本製のものを採用したり、ガラスエポキシ基盤を使用するなど、品質も重視している。620W/580Wともに、ATX 12V Ver2.2に準拠しており、コネクタ数はメインコネクタ(20ピン+4ピン)×1、ATX12V(4ピン)×1、SSI-EPS(8ピン)×1、PCI Express×2、Serial ATA×2、4ピンペリフェラル×4、FDD用×1となっている。サイズは150(W)×140(D)×86(H)mm。こちらも8月1日発売予定で、予価は620Wの「ST-620PAF」がフェイスで1万6970円、高速電脳で1万8900円、580Wの「ST-580PAF」がフェイスで1万3970円、高速電脳で1万5800円。