ShuttleからSocket 754対応のキューブ型ベアボーンPC「SK21G」が登場した。同社らしいシルバーのアルミ筐体を採用したデザインで、明日3日から店頭に並ぶ予定だ。
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Shuttle製Socket 754対応のキューブ型ベアボーンPC「SK21G」 |
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公式サポートのCPUはSocket 754版の“Sempron”シリーズとなる同製品だが、やはり気になるのは“Turion 64”への対応状況。高速電脳の用意しているポップにも「Turion 64動く?」などと記載されている。購入前には確認したいところだ |
この製品は、North bridgeに“K8M800”(同社ウェブサイトの製品情報では“K8M800CE”と記載されている)、South bridgeに“VT8237R+”を搭載するSocket 754対応のキューブ型ベアボーンPC。South bridgeの“VT8237R+”はおそらく今回が初登場となるチップセットで、マニュアルによるとSerial ATA(RAID 0/1)をサポートしている。
全体のサイズは300(L)×200(W)×185(H)mmと同社製キューブ型ベアボーンではやや小型の部類。拡張ベイ数は3.5/3.5シャドウ/5インチがともに1基で電源は200Wタイプとなる。また拡張スロットはAGP/PCIがともに1本、DDR DIMMは2本(DDR400/1GBまで)。オンボードインターフェイスには“K8M800”統合のVGA機能や6chサウンド、10/100Base-Tイーサネット(VT6103)、IEEE1394(VT6307)、Serial ATA(RAID 0/1)などを搭載する。
公式サポートのCPUはSocket 754版の“Sempron”シリーズとなる同製品だが、やはり気になるのは“Turion 64”への対応状況。メーカー的には「サポート予定なし」の方向だが、販売予定のショップのひとつアークでは「独自に検証する予定」とのこと。また高速電脳の用意しているポップにも「Turion 64動く?」などと記載されているのが確認できた。もちろん、どちらもショップが動作を保証するものではないが、気になる人は購入前に相談するほうがいいだろう。価格は高速電脳で2万6800円、アークで2万6985円となっている。
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サイズは300(L)×200(W)×185(H)mmと同社製キューブ型ベアボーンではやや小型の部類。拡張ベイ数は3.5/3.5シャドウ/5インチがともに1基で電源は200Wタイプ | | 内部の様子。チップセットはともにファンレス仕様 |
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【取材協力】