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RoHS適合仕様のGeode NXが2モデル発売に

2005年07月28日 23時16分更新

文● 増田

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 7月20日付けのプレスリリースで、鉛使用量を削減したRoHS適合仕様のプロセッサ提供を発表したAMDから、はやくも“RoHS指令”準拠のGeode NXが登場した。発売されているのは「Geode NX 1500@6W」「Geode NX 1750@14W」の2モデルで、いずれもバルク版だ。

「Geode NX 1750@14W」
左が従来の「Geode NX 1750@14W」、右が“RoHS指令”準拠の「Geode NX 1750@14W」

 ショップの価格表などで実にするユーザーも多いと思われるが“RoHS指令”準拠の製品といえば、最近急激に仕様変更をしているMaxtor製HDDが目立つ。基本的なスペックは変わらないものの、型番を“L”に変更した(例:7B250S0→7L250S0)製品だ。AMDのプレスリリースによると2006年7月1日に施行される欧州環境規制“RoHS指令”に備え、1年前倒しで対応していくとしており、今後同社のCPU全ラインナップに適用されていくとしている。
 登場した「Geode NX 1500@6W」「Geode NX 1750@14W」は、従来のモデルと比べると緑色になっている以外は変化なさそう。いずれもOPNの末尾が従来の“S”から“M”に変更されてはいるが、クロック周波数や電圧などのスペックに変更はないようだ。販売しているクレバリー1号店でも「従来の“RoHS指令”準拠でない製品も扱っているので、希望者はひとこと言って欲しい」とのこと。価格も同じに設定してあり「Geode NX 1500@6W」が8368円、「Geode NX 1750@14W」が6793円となっている。

OPN ポップ
OPNの末尾が従来の“S”から“M”に変更されている価格は同じ。環境に優しいCPUを!というユーザーはひとこと言えばいいそうだ
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【取材協力】

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