最近では500GBクラスの製品も登場し始めたHDD。大容量化が進み、250GBクラスのものでも1万2000~1万3000円台で購入できる。PCにTVチューナ/キャプチャカードを搭載し、民生用のHDD/DVDレコーダの代わりとしてテレパソ化している人も多く、この大容量・低価格化の波は嬉しい限りだろう。そこで今回の調査は、各ショップに“今、いちばん売れているHDD”について聞いてみた。
HDDの売れ筋は250GBモデルにシフトしてきた |
HDDは1万5000円前後になると急に動き出すという。現在、その価格帯は250~300GBクラス |
各ショップのコメントを総合すると、今の売れ筋は250~300GBクラスのものが主流のようだ。「ギガバイト単位あたりの価格がもっとも安い」というのが大きな要因とのこと。また、あるショップは「2万円を切らないとHDDは売れない。ベストは1万5000円前後」という話も聞かれ、ちょうどそのボリュームゾーンに当たるのが前述の容量のものになるようだ。
一方、IDEとSerial ATAの比率を尋ねてみたところ、これはショップによってまちまち。「IDEとSerial ATAの比率は2:1」というところもあれば、「同じくらい売れます」と回答するとこなどいろいろだ。これはショップの客層にも左右されるようで、ハイエンド/パワーユーザーが集まるショップはSerial ATAにシフトしており、初心者/中級者ユーザーが集まるショップは依然としてIDEが優勢という結果になった。