Gigabyteから、“GeForce 6600GT”GPUを2基搭載し、カード1枚でSLIの原理で動作するというビデオカード「GV-3D1」の販売がはじまった。特殊な仕様の製品のため、BIOSをカスタマイズしたという同社製マザーボード「GV-K8NXP-SLI」とのセット販売となっている。入荷したのはアークで、価格は6万7750円。
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ついに販売がはじまったデュアルGPUビデオカード「GV-3D1」 |
「GV-3D1」は2基のGPUを搭載するため、カード上には表面全体を覆うほど大きなGPUクーラーを搭載。とは言えクーラーは薄く1スロット仕様となっており、銅製のヒートシンクに2発のCPUファンを搭載した、同社が“デュアルファンクーリングシステム”と呼ぶ冷却機構を採用している。また、PCI Express対応ビデオカードには珍しく、電源供給コネクタが搭載されている。コア/メモリクロックは500/1120MHzとなっており、NVIDIAが公開している“GeForce 6600GT”の500/1000MHzよりも若干メモリクロックが高速化されている。メモリはGPU1基あたり128MBのDDR3タイプを搭載しており、カード全体では256MBを搭載する。インターフェイスはD-Sub/DVI/HDTV対応Video Out。付属品として、DVI/D-Sub変換コネクタなどが同梱される。なおアークによると、数量は比較的潤沢という。
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同社製マザーボード「GV-K8NXP-SLI」とのセット販売 |
