7月に各社に先行してLGA775に対応し、チップセットに“i915G”を採用したキューブ型ベアボーンPC「XC Cube EX915」を発表したAOpen。同社から「XC Cube EX915」に使用したマザーはそのままに、ケースのデザインを変更した「XC Cube EZ915」が登場した。
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前モデルからケースだけを変更したLGA775に対応キューブ型ベアボーン「XC Cube EX915」 |
前モデルと比べてケースの内部構造に差は見られず、フロントパネルがやや湾曲した金属メッシュから、ボディカラーに合わせた平面なプラスチックパネルに変更されている。価格は前モデルの「XC Cube EX915」の実売と同じ3万5000円台。他社のLGA775対応のキューブ型ベアボーンPCの実売は4万~5万円となっており、この製品は安い部類に入る。
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マザーは前モデルと同じ「UX915」を使用。電源やCPUクーラーも変更されていない | 拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI×1となっている |
ケースが変更された以外は、スペックは前モデルとまったく同じで、マザーには同社製の「UX915」を使用。チップセットは“i915G”+“ICH6”となっており、拡張スロットは、PCI Express×16が1、PCIが1、DIMMが2でDDR SDRAM対応する。Serial ATA×4ポート、ギガビットイーサネット、IEEE1394がオンボード。前面インターフェイスはIEEE1394×1、USB2.0×2、オーディオ入出力、S/PDIF(光デジタル)出力×1。背面インターフェイスは、S/PDIF(コアキシャル)出力×1、IEEE1394×1、USB2.0×2、ギガビットイーサなど。ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1。サイズは200(W)×320(D)×185(H)mm。価格は、TSUKUMO eX.で3万8980円。
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シリアルATAのコネクタは4つ搭載されている | 背面インターフェイスは、S/PDIF(コアキシャル)出力×1、IEEE1394×1、USB2.0×2、ギガビットイーサなど |
