【ワイヤレスジャパン2004 Vol.9】三洋電機、au携帯電話のハイエンド機種『W21SA』を展示――PictBridge対応ダイレクトプリント機能を試す
2004年07月24日 01時55分更新
三洋のステージイベントより |
三洋電機(株)は、KDDI(株)/沖縄セルラー電話(株)の最大2.4Mbpsのデータ通信が可能な第3世代携帯電話サービス“CDMA 1X WIN”に対応する携帯電話『W21SA』を展示した。W21SAは、今年の7月~8月に発売されるCDMA 1X WIN対応の3モデルのうち最も多機能な機種。Macromedia FlashやBREW(Binary Runtime Environment for Wireless)のアプリケーションなどインターネット接続サービス“EZweb”経由で配信されるCDMA 1X WIN向けのリッチコンテンツに対応するほか、GPSアンテナ、オートフォーカス対応の有効200万画素CCDカメラ、録音機能付きFMラジオチューナー、OCR英語辞書機能、ICレコーダー機能を搭載するといった特徴がある。また、2軸で回転する液晶ディスプレーを採用し、メインディスプレーをフロント側に回転させて二つ折りにした状態で、メールやEZwebのウェブサイトのほか、歩行者向けのGPSナビゲーションシステム“EZナビウォーク”などのアプリケーションが利用できる。
会場の特設ステージの周囲には実機が並べられ、オートフォーカス対応の内蔵カメラでコンパニオンを撮影したり、各機能を試すことができた。またW21SAはダイレクトプリントの規格“PictBridge(ピクトブリッジ)”に対応しており、コンパニオンを撮影して、用意されたプリンターにUSBで接続してその場で印刷可能。
今度はOCR英語辞書機能にチャレンジ。“カメラde辞書”というメニューを起動 | 画面に表示される“+”マークのポインターを調べたい単語に合わせて…… | ピントが合うと何もボタンを押さなくても自動的に意味が表示される |
ステージイベントではシューティングタイムが用意されていた |
カラーは“ゼロホワイト”(写真)、“カスタムブラック”、“ソリッドミント”の3色¥ | PictBridgeのモデルになってくれたコンパニオンは、「光沢感のあるカスタムブラック(写真)がお気に入り」とのこと | |
W21SAはKDDIブースでも実機に触れることができた |