“RADEON X800 PRO”を搭載したビデオカードが登場 | 第1弾となったのはSapphire製の「RADEON X800 PRO」リテールパッケージ版 |
本日、ATIの「RADEON X800」シリーズである“RADEON X800 PRO”を搭載したビデオカードの販売がはじまった。第1弾となったのはSapphire製の「RADEON X800 PRO」リテールパッケージ。多数のショップで入荷を確認しているが、流通量は少なく、早くも完売のショップがいくつか見られるという状況だ。
今回登場した“RADEON X800 PRO”は、ATIが発表した「RADEON X800」シリーズの中の下位モデルにあたる製品。コア/メモリクロックは475MHz/900MHzとなっており、ピクセルパイプラインは、前モデルの“RADEON 9800 XT”の8本から12本へと強化されているなどの特徴をもつ。
第1弾となったSapphire製品を見てみると、これまで最強のビデオカードとして市場に君臨していた“RADEON 9800 XT”と比べクーラーが若干だが小型化しているのが目に付く。また、RADEONシリーズとしては初めてとなる容量256MBのGDDR3タイプメモリには、1000MHz駆動のSAMSUNG製“K4J55323QF-GC20”を採用している。同じくGDDR3タイプのメモリを搭載する“GeForceFX 5700Ultra”搭載カードではほとんどの製品がメモリチップにヒートシンクを装着しているが、今回の「RADEON X800 PRO」は装着されていない。もともと発熱の低さが特徴のひとつであるGDDR3メモリだが、GPUも含めたカード全体の発熱もそれほど多くはないようだ。
インターフェイスはVGA、DVI、TV-out | 付属品はケーブル類のほか、ドライバCDやPowerDVD、「Half-Life 2」(フリーダウンロードチケット)や「TOMB RAIDER」が同梱されている |
そのほかインターフェイスはD-Sub、DVI、TV-out。付属品はケーブル類のほか、ドライバCDと「PowerDVD」、ゲーム「Half-Life 2」(フリーダウンロードチケット)や「TOMB RAIDER」も同梱されている。価格および販売店は以下の通り(在庫は10日夕方の取材時のもの)。入荷量の多いショップでも5本程度ということで、はやくも売り切れのショップが出ている。なお、今週中にリテールパッケージ版の再入荷とバルク版の入荷が予定されている。
価格 | ショップ |
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Sapphire 「RADEON X800 PRO」 |
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\54,800(1本) | OVERTOP |
\54,800(1本) | ドスパラ本店 |
\54,800(1本) | TWOTOP秋葉原店 |
\55,440(完売) | 高速電脳 |
\55,800(5本) | アーク |
\56,000(完売) | ZOA秋葉原本店 |
\56,490(4本) | TSUKUMO eX. |
\56,800(3本) | Oneness |
\56,800(完売) | T-ZONE.PC DIY SHOP |
\57,508(4本) | クレバリー1号店 |
\58,000(2本) | ドスパラ秋葉原2号店 Prime館 |
\60,690(1本) | ツクモパソコン本店 |