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“RADEON X800 PRO”搭載ビデオカード販売開始!!

2004年05月11日 14時36分更新

文● 増田

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RADEON X800 PRO リテールパッケージ
“RADEON X800 PRO”を搭載したビデオカードが登場第1弾となったのはSapphire製の「RADEON X800 PRO」リテールパッケージ版

 本日、ATIの「RADEON X800」シリーズである“RADEON X800 PRO”を搭載したビデオカードの販売がはじまった。第1弾となったのはSapphire製の「RADEON X800 PRO」リテールパッケージ。多数のショップで入荷を確認しているが、流通量は少なく、早くも完売のショップがいくつか見られるという状況だ。



ロゴ 比較
コアクロックが475MHz/メモリクロックが900MHzとなる“RADEON X800 PRO”上が「RADEON X800 PRO」下が「RADEON 9800 XT」。クーラーが若干だが小型化されている
ヒートシンク 裏面比較
今回の「RADEON X800 PRO」は両面ともにメモリチップは剥き出しの状態となっている裏面比較。上が「RADEON X800 PRO」ヒートシンクを装備した下が「RADEON 9800 XT」

 今回登場した“RADEON X800 PRO”は、ATIが発表した「RADEON X800」シリーズの中の下位モデルにあたる製品。コア/メモリクロックは475MHz/900MHzとなっており、ピクセルパイプラインは、前モデルの“RADEON 9800 XT”の8本から12本へと強化されているなどの特徴をもつ。
 第1弾となったSapphire製品を見てみると、これまで最強のビデオカードとして市場に君臨していた“RADEON 9800 XT”と比べクーラーが若干だが小型化しているのが目に付く。また、RADEONシリーズとしては初めてとなる容量256MBのGDDR3タイプメモリには、1000MHz駆動のSAMSUNG製“K4J55323QF-GC20”を採用している。同じくGDDR3タイプのメモリを搭載する“GeForceFX 5700Ultra”搭載カードではほとんどの製品がメモリチップにヒートシンクを装着しているが、今回の「RADEON X800 PRO」は装着されていない。もともと発熱の低さが特徴のひとつであるGDDR3メモリだが、GPUも含めたカード全体の発熱もそれほど多くはないようだ。



インターフェイス 付属品
インターフェイスはVGA、DVI、TV-out付属品はケーブル類のほか、ドライバCDやPowerDVD、「Half-Life 2」(フリーダウンロードチケット)や「TOMB RAIDER」が同梱されている

 そのほかインターフェイスはD-Sub、DVI、TV-out。付属品はケーブル類のほか、ドライバCDと「PowerDVD」、ゲーム「Half-Life 2」(フリーダウンロードチケット)や「TOMB RAIDER」も同梱されている。価格および販売店は以下の通り(在庫は10日夕方の取材時のもの)。入荷量の多いショップでも5本程度ということで、はやくも売り切れのショップが出ている。なお、今週中にリテールパッケージ版の再入荷とバルク版の入荷が予定されている。


価格 ショップ
Sapphire
「RADEON X800 PRO」
\54,800(1本) OVERTOP
\54,800(1本) ドスパラ本店
\54,800(1本) TWOTOP秋葉原店
\55,440(完売) 高速電脳
\55,800(5本) アーク
\56,000(完売) ZOA秋葉原本店
\56,490(4本) TSUKUMO eX.
\56,800(3本) Oneness
\56,800(完売) T-ZONE.PC DIY SHOP
\57,508(4本) クレバリー1号店
\58,000(2本) ドスパラ秋葉原2号店 Prime館
\60,690(1本) ツクモパソコン本店
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