SAPPHIREからGPUにATI“RADEON X700 PRO”を使用したビデオカード「HYBRID RADION X700 PRO」が登場した。同製品の詳しいスペックは、メーカーのSAPPHIREと代理店のアスクのウェブサイトに情報が掲載されていないため不明。ATIが発表する“RADEON X700 PRO”のスペック通りであれば、コア/メモリクロックは425/860MHz、ピクセルパイプラインを8本、バーテックスパイプラインを6本搭載する。パッケージやSAPPHIREのウェブサイトにはそのほかのスペックは記載されており、それによればPCI Express×16をネイティブサポートし、メモリはDDR3を256MB搭載。ビデオカードのメモリへの依存を抑えつつ、最大4の1まで法線マップデータの圧縮が可能な技術“3Dc”を搭載するほか“SMARTSHADER HD”、“SMOOTHVISION HD”、“HYPER Z HD”、“VIDEOSHADER HD”などの機能を搭載する。
SAPPHIREの「HYBRID RADION X700 PRO」 | 「HYBRID RADION X700 PRO」のパッケージ。代理店はアスク |
インターフェイスはVGA/TV-OUT/DVIを搭載。付属するソフトはドライバのほかに、ゲームとしてFPS(First Person Shooter)の「COUNTER STRIKE CONDIOTION ZERO」や「SPRINTER CELL」、ソフトウェアDVDプレーヤーの「PowerDVD 5」など。価格は、ZOA 秋葉原本店で2万9980円、T-ZONE.PC DIY SHOPで3万2180円。ちなみに、ATI純正のリテールパッケージ版「RADEON X700 PRO 256MB」は、ZOA 秋葉原本店で2万7750円で販売されており、約2000円ほど高い。
インターフェースはVGA/TV-OUT/DVIの3つを搭載 | FPSの「COUNTER STRIKE CONDIOTION ZERO」や「SPRINTER CELL」などが同梱される |