このページの本文へ

ソニー、“バイオ”デスクトップ春モデルを一斉発表

2003年01月16日 15時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

“バイオW”は、家庭内で利用するよりパーソナルなバイオをコンセプトとした本体/ディスプレー/キーボード一体型パソコン。春モデルは本体カラーが変更され、“Moon White(ムーンホワイト)”と“Cosmo Blue(コスモブルー)”の新カラーバリエーションとなっている。カラー変更に伴い、キーボードを閉じたときに連動して動作する時刻表示ソフト『Motion Clock』の画面も、それぞれのカラーに対応した新デザインとなり、雪などをイメージ表示する“Effect”や、光と影をイメージ表示する“Screen”といった機能が追加された。また、付属のマウスも、前モデルはバイオHSと同じものだったが、今回の春モデルではバイオW専用カラーのUSB対応マウスとなっている。

WW1
バイオW(カラー:ムーンホワイト)『PCV-W120(W)』
WW2
PCV-W120(W)のキーボード部を閉じたときの様子

製品ラインナップは、Net MD対応の音楽用レコーダブルMDドライブ(スロットイン)を搭載した『PCV-W120』と、Net MD対応ドライブ未搭載の『PCV-W110』の2種類。PCV-W120のNet MDドライブは、LP4で32倍速、LP2で16倍速となっている。本体カラーは、PCV-W120がムーンホワイト(PCV-W120(W))とコスモブルー(PCV-W120(L))、PCV-W110はムーンホワイト(PCV-W110(W))のみ。

WL1
バイオW(カラー:コスモブルー)『PCV-W120(L)』
WL2
PCV-W120(L)のキーボード部を閉じたときの様子

いずれの機種も、CPUにCeleron-1.80GHzを採用、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と60GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載し、15.3インチTFTカラー液晶ディスプレー(1280×768ドット/1619万色)を装備する。チップセットはSiS 650で、グラフィックスアクセラレーターを内蔵する。また、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み10倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM/CD-R読み込み24倍速、CD-RW読み込み12倍速のDVD-ROM/CD-RW一体型ドライブを備えている。

W110
『PCV-W110(W)』

外部接続端子は、USB 2.0×3(うち1つはマウス専用)、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ネットワークコネクター(10BASE-T/100BASE-TX)、モデム用モジュラージャック、i.LINK(S400)×4、TVアンテナ入力。また、メモリースティックスロットとPCカードスロット(TypeII×1/CardBus対応)を装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90対応)。

本体サイズは、キーボード使用/本体画面最大傾斜(30度)時で幅487×奥行き334×高さ261mm、キーボード収納/本体直立時で幅487×奥行き191×高さ278mm。重量は、PCV-W120が9.7kg、PCV-W110が9.5kg。OSはWindows XP Home Edition(SP1)。

いずれの機種も25日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCV-W120が19万円前後、PCV-W110が17万円前後。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン