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ソニー、“バイオ”デスクトップ春モデルを一斉発表

2003年01月16日 15時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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“バイオRZ”はマイクロタワー型デスクトップパソコン。今回発表されたのは、『PCV-RZ71P』、『PCV-RZ61』、『PCV-RZ51』の3モデル。3モデルともDVD±RWドライブを搭載しており、読み込み/書き込み速度は、DVD+R書き込み4倍速、DVD+RW書き込み2.4倍速、DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き込み2倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み10倍速、DVD+R/+RW/-R/-RW読み込み2倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM読み込み32倍速となっている。

RZ71
バイオRZの上位モデル『PCV-RZ71PL7』

また、TVチューナー内蔵のMPEG-2リアルタイムエンコーダーカードを内蔵しており、ビデオ入力からMPEGデータにリアルタイムで変換できるビデオキャプチャー機能や、DV-アナログ/MPEG変換機能(RZ71P/RZ61のみ)を備える。TVチューナーはVHF/1~12チャンネル、UHF/13~62チャンネル、CATV/C13~C35チャンネル、ステレオ放送、2ヵ国語放送に対応。ビデオ出力とオーディオ出力端子を装備する。圧縮モードは、高画質モード(17分で1GB)、標準モード(34分で1GB)、長時間モード(94分で1GB)から選択可能。

上位機種であるPCV-RZ71Pは、CPUに“ハイパー・スレッディング・テクノロジ(HTテクノロジ)”を搭載したPentium 4-3.06GHzを採用、これによりMPEGソフトエンコーダー『TMPGEnc DVD Source Creator for VAIO』のエンコード時間が従来製品と比較し30%短縮するという。512MBのメモリー(RDRAM)を搭載し、チップセットはインテル850E、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce4 MX 440、ビデオメモリーは64MB(DDR SDRAM)。

HDDは250GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質61.5時間、標準121時間、長時間331時間、DV録画時間は16時間。また、DVD±RWドライブのほかに、DVD-R/DVD-RW/DVD+R/DVD+RW読み込み4.8倍速、DVD-ROM読み込み16倍速、CD-RW読み込み20倍速、CD-ROM読み込み40倍速のDVD-ROMドライブも装備する。

PCV-RZ61は、CPUにPentium 4-2.80GHzを採用し、256MBのメモリー(RDRAM)を搭載する。チップセットはインテル850Eで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce4 MX 440、ビデオメモリーは64MB(DDR SDRAM)。HDDは160GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質37時間、標準72.5時間、長時間198.5時間、DV録画時間は9時間40分。

PCV-RZ51は、CPUにPentium 4-2.53GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)を搭載する。チップセットはSiS 651でグラフィックスアクセラレーターを内蔵。ビデオメモリーは32MBでメインメモリーと共有。HDDは120GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質26時間、標準51時間、長時間139.5時間、DV録画時間は6時間50分。

3モデルとも、外部接続端子(背面/側面)は、キーボード、マウス、パラレル、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T対応)、ディスプレー出力、光デジタルオーディオ出力、モデム用モジュラージャック×2、i.LINK(S400)。また、PCV-RZ71PとRZ61はUSB 2.0×2とUSB×2、RZ51はUSB 2.0×4をそれぞれ装備する。

外部接続端子(前面)は、i.LINK(S400)、USB 2.0×2、MPEG-2リアルタイムエンコーダーカード用入力。内蔵モデムは56kbps(V.90対応)、PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。メモリースティックスロットも備えている。本体サイズは幅195×奥行き391×高さ380mm。重量は、RZ71Pが14kg、RZ61とRZ51が13.5kg。OSは、RZ71PがWindows XP Professional(SP1)、RZ61とRZ51がWindows XP Home Edition(SP1)。

製品ラインナップは、PCV-RZ71Pが、17インチTFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RZ71PL7』と本体のみの2種類。PCV-RZ61が、17インチTFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RZ61L7』と本体のみの2種類。PCV-RZ51が、15インチTFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RZ51L5』と本体のみの2種類となっている。

いずれも2月1日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCV-RZ71PL7が46万円前後、PCV-RZ71Pが39万円前後、PCV-RZ61L7が35万円前後、PCV-RZ61が28万円前後、PCV-RZ51L5が25万円前後、PCV-RZ51が20万円前後。

なお、ソニースタイルでは、HDDやメモリーの増設、ディスプレーの選択が可能な『PCV-RZ61「WORKS」』、『PCV-RZ51「WORKS」』が用意される。

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