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Socket 370対応“CLE266”搭載のMicroATXマザーボードがVIAから登場

2002年12月20日 21時03分更新

文● 増田

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「C3M266-L」
「C3M266-L」

 VIA製チップセット“Apollo CLE266+VT8235”を搭載するMicroATXマザーボード「C3M266-L」が登場した。意外にも、Socket 370対応でUSB2.0やUltraATA133に対応する製品は今回がおそらくはじめて。同チップ搭載の製品としては、CPUに“C3 E-Series-933MHz”をオンボードしたMini-ITXマザーボード「EPIA-M9000」などが発売されている。



コネクタ USB2.0
IEEE1394の搭載は今回のモデルにはないSocket 370対応でUSB2.0やUltraATA133をサポートする
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左「EPIA-M9000」と右「C3M266-L」を並べてみると大きさの違いがよくわかる

 C3M266-Lの主な仕様は、PC2100(DDR266)に対応したDDR DIMM×2(2GBまで)、PCI×3、CNR×1、サウンド機能に“VT1616”AC'97コーデックを搭載、10/100Base LANコントローラーが“VT6103”という構成になる。またCLE266内蔵のVGAは、MPEG-2デコーダー機能も搭載する“CastleRock”となる。発売中のEPIA-M9000(170×170mm)と比較すると、MicroATXサイズ(245×205mm)になった分DIMMスロットが1、PCIスロットが2など大きくなった恩恵を受けたように感じるが、IEEE1394の搭載は今回のモデルにはなく(EPIA-M9000にはIEEE1394コントローラとして“VT6307S”が搭載)別に「C3M266-FL」というモデルが用意されているようだ。もっとも今までのモデルはCPUが選べなかったことを考えれば、Socket 370対応とはいえ大幅に選択肢が広がり、かつUSB2.0やUltraATA133、DDR SDRAMに対応するというのは、安価にPCを組もうと思うユーザーにとってはうれしいところだろう。価格は、スーパーコムサテライトで1万580円、コムサテライト2号店で1万780円、同3号店で1万800円、OVERTOPで1万953円となっている。



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