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バイオRZ PCV-RZ70P

バイオRZ PCV-RZ70P

2002年12月06日 00時00分更新

文● 松本 俊哉

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バイオRZ PCV-RZ70P

ソニー

オープンプライス(予想実売価格 39万円前後)

SONY Flash on ASCII
本製品はこちらから購入いただけます。画像をクリックすると“SONY Flash on ASCII”に移動します。

誕生5周年を迎えたソニー「バイオ」シリーズの頂点に立つデスクトップモデル「バイオRZ」。旧ラインナップの「バイオRX」を進化させたRZシリーズは、新開発のTVチューナ付きMPEG-2エンコーダや全モデルへのDVD-RWドライブ搭載といったフィーチャーによって、ハイエンドにふさわしい性能を手に入れた。ここで紹介するPCV-RZ70Pは、Pentium 4-2.80GHzを搭載した最上位モデルだ。



TV録画に最適な静粛性と
鮮やかで深みのある画質

前面
写真1 全モデルに採用されたDVD-RWドライブ(DVD-RW書き込み 等速/DVD-R書き込み 2倍速)に加えて、RZ70PのみDVD-ROMドライブも搭載されている。

 驚くべきはその静粛性の高さで、Windowsの起動中こそ排気ファンの回転をうるさく感じるものの、ログオンしたあとはノイズらしいノイズがほとんど聞こえなくなる。この静音の秘密は、ファン制御とドライブにあった。ケース内部の温度は常時モニタリングされていて、高温を検知しない限りはファンの回転が最低限に抑えられている。そのため、密室で常時起動させていても騒音を意識することはなく、TV視聴にもまったく影響はない。もちろん、録画待機(Windowsのスタンバイ)中は完全にファンが停止してくれる。

 評価機のHDDには、40GBプラッタ/UltraATA/133/5400回転のMaxtor「DiamondMax D540X-4G」160GBモデルが採用されていて、TVの録画/録画データの再生のどちらの場合もアクセス音は静か。また、DVD-RWとDVD-ROMドライブの前にはケースと一体化したシャッターが設けられているため、ディスクの回転ノイズを低減する効果もある。

 こうした静音対策のおかげで、改良されたTVチューナ付きMPEG-2エンコーダ「Giga Pocket Engine DX」による映像を最大限に味わうことができる。ハードウェアMPEG-2エンコーダ/デコーダを載せたこのカードはバイオRZのために新設計となり、連続するフィールド/フレームを比較して輝度信号と色信号を分離する「3次元Y/C分離回路」と、山間部やビル街などで発生しやすい多重映りを抑制する「ゴーストリダクション」機能が追加された。さらに、ソニーがPC向けに専用設計したというTVチューナは、廉価TVキャプチャカードによく見られる色乗りの悪さがなく、鮮やかで深みのある画質に仕上がっている。このチューナの画質はぜひ店頭などで直接確かめてもらいたい。



Giga Pocket 予約ウィザード
画面1 「Giga Pocket」の再生画面。シーンの変わり目を細かく検出して表示するフィルムロールを使えば、頭出しも簡単。画面2 「Giga Pocket」の予約ウィザードでは、録画モード(標準/高画質/長時間)を選ぶたびにHDD使用量が表示される。録画先はIEEE1394で接続した外付けHDDなども指定可能。

 このカードをドライブするのはTV録再統合環境「Giga Pocket Ver.5.0」で、シーンの変わり目を検出したフィルムロールを使うサーチ機能や、ウィザード/iEPGによる録画予約機能、録画した映像を一覧できる「Giga Pocketエクスプローラ」など、熟成を感じさせる仕上がりになっている(画面1、2)。

 また、映像、音楽、写真を貯め込んだバイオをサーバーに見立てて、ネットワーク上のほかのバイオから参照できる「VAIO Media Ver.2.0」も用意されている(画面3)。オプション「ルームリンク PCNA-MR1」があれば、一般のTVでも有線でLANに参加してVAIO Mediaの機能を利用できるようになる。別売のIEEE802.11aコンバータを組み合わせれば、無線化することも可能だ。

VAIO Media
画面3 従来はランチャーとして機能していた「VAIO Media」は、Ver.2.0からプレーヤを統合したインターフェイスになった。ルームリンクも同様だ。

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