デジタルイメージングソフトの最新版として発表されたのは、デジタルカメラ画像編集ソフト『Microsoft Picture It! デジカメスタジオ Version 2003』と、フォトレタッチソフト『Microsoft Picture It! Digital Image Pro Version 2003』の2製品。
デジカメスタジオ 2003(右)、Digital Image Pro 2003(左)のパッケージ |
デジカメスタジオは、既存製品の最新版で、デジタルカメラで撮影した写真の取り込みから編集、補正などを行なえるソフト。自動補正機能のほか、フィルターや手描きマーカーなどの加工ツールを搭載し、600種類のテンプレートと1100種類のクリップアートを収録する。同社が運営する画像コミュニティーサイト“MSNフォトアルバム”と連携し、写真データをアップロードして知人と共有したり、プリント注文したりすることも可能。
デジカメスタジオ 2003の画像編集画面 |
Digital Image Pro 2003は、新ラインナップとなるフォトレタッチソフトで、デジタルスタジオよりも高機能。任意のファイルフォルダを指定すると、そのフォルダ内の画像をサムネイル表示する“ファイルブラウザ”機能を搭載、サムネイル表示のまま画像を回転させたり、複数ファイルの名前を一括変換したりすることが可能。
“ファイルブラウザ”の画面 |
また、ヒストグラムで明るさを補正する“レベル調整”や、影の部分を明るくする“フラッシュの追加”、逆光の光量を抑える“逆光照明を暗くする”、“シワの除去”、“調整ブラシ”といった補正機能を備えている。明るさやコントラスト、カラーバランス、赤目を1クリックで自動補正することも可能。そのほか、セピアやステンドグラスといったフィルター(150種類)や、マーカー/スタンプ等のツールも搭載、1000種類のデザインテンプレートと、2500種類のクリップアートも収録する。
ヒストグラムによるレベル調整画面 |
いずれも対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。発売日と価格は、デジカメスタジオが10月4日発売で5800円、Digital Image Proが10月18日発売で9800円。