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これだけ読めば大丈夫 ~ 今週のニュースランキング(7月20日号)『高速ADSLサービスをめぐる確執に注目集まる』

2002年07月21日 00時00分更新

文● 編集部

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今週は2位以下を大きく引き離して『ソフトバンク、“Yahoo! BB 12M”に関する記者説明会を開催──「ルール違反との指摘は遺憾」と孫氏』がランキングトップになった。8Mbpsで落ち着くかに思われたADSL接続サービスの下り(リンク)速度だが、6月に入り(株)アッカ・ネットワークス、イー・アクセス(株)、ソフトバンク・グループが相次いで最大10M~12Mbpsのサービス計画を発表し、にわかににぎやかになってきた。

トップとなったこの記事は、サービス計画発表時には行なわれなかった、技術的詳細についての説明会の模様を伝えたものだが、実はこの16日に行なわれた説明会に先立って、その前週の12日にイー・アクセスも自社の12Mbpsサービスに関する説明会を開いていた(ランキング3位の『イー・アクセス、“ADSLプラス”に関する技術説明会を開催』参照)。イー・アクセスの説明会では、同社の小畑最高技術責任者が“Yahoo! BB 12M”サービスで使用するADSL規格“Annex A.ex”に関して、「ほかのADSL通信に悪影響を与える可能性がある」と指摘したほか、ADSLサービスを国内で実施するにあたって、互いが使う技術が干渉などの悪影響を及ぼさないか検証し、技術的な調整を行なう(社)情報通信技術委員会(TTC)への、Annex A.exの技術的詳細提出なしに実施に踏み切ったことが「民間企業同士による自主的な話し合いによる技術の進展を求める総務省の方針に反する」と述べていたことから注目を浴びることになった。実際、イー・アクセスは総務省に対して抗議文を提出(12日付)したが、ソフトバンク・グループ代表の孫氏は説明会で「ルール違反ではない。Annex A.exは国際規格に沿ったもの。営業妨害だ」と反論し、こちらも総務省に対して抗議文を提出したとしている。いまのところ双方の主張はすれ違いとなっているが、サービス開始時期はいずれもこの秋であり、こらから8月にかけて、さらに動きが出てくるはず。まだまだ目が離せない状況が続く。

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ASCII24 Business Centerランキング(2002年7月15日~7月20日)

ランク 先週 掲載日 タイトル
1 - 07月17日 ソフトバンク、“Yahoo! BB 12M”に関する記者説明会を開催──「ルール違反との指摘は遺憾」と孫氏
2 - 07月15日 NTT東日本、ユビキタスブロードバンドサービスで新会社を設立
3 - 07月12日 イー・アクセス、“ADSLプラス”に関する技術説明会を開催
4 - 07月15日 日本オラクル、eラーニング向け統合管理システムの提供を開始
5 - 07月15日 コンパック、Pentium 4-2.40BGHz搭載ワークステーション“Evo Workstation W4000 SF”を発表
6 - 07月16日 ファーストサーバ、レンタルサーバーサービスで“サイボウズ AG簡単インストール機能”を提供
7 - 07月16日 丸紅とコンピュータウェーブ、複数のECサイトを通じた電子書籍のダウンロード販売事業を開始
8 - 07月16日 日本ボルチモア、アクセス権限管理ソフト『SelectAccess v5.0』の販売を開始
9 - 07月16日 バンダイ、ツクダオリジナルをグループ会社に
10 - 07月15日 DAC、サイバーウィング、Jストリームがインターネット上でのTVCF広告配信サービスを開始

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