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性能はGeForce4 MX460以上?! AGP 8xサポートのSiS最新GPU“Xabre 400”搭載製品が1万3000円台でデビュー!!

2002年06月29日 20時26分更新

文● 小磯

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 若干登場の遅れていたSiS(Silicon Integrated Systems)製最新GPU“Xabre 400”搭載製品がギリギリ6月にデビュー。先に展示のはじまっていたTriplex製カードを採用する玄人志向「XABRE400EX-AGP64C」の販売が29日から始まった。

パッケージ
Triplexの“Millennium Silver”シールが貼られ、一方で型番シールのないパッケージに入っている。シールの印刷が間に合わなかったのだとか
Xabreロゴ by Triplex

 Xabreは“8X8”とSiSが呼ぶコンセプトのGPU。8X8の“8”とはAGP 8xとDirectX8.xのこと。AGP 4xの約2倍となる2.1GB/秒のバス帯域幅を持つAGP 8xに対応したGPUを搭載するビデオカードが登場するのは今回がはじめてだ。一方DirectX8.x対応のため、4パイプラインに2テクスチャユニットというコアエンジンには今回“Pixelizer”と呼ばれるバージョン1.3相当のPixel Shaderエンジンを搭載。CPU側で処理できるバーテックス(頂点)処理はCPUに任せることで、DirectX8.xに対応しながらVertex Shaderを搭載せずにコストを押さえているのはコストパフォーマンスを追求するSiSらしい仕様と言えるだろう。



スペック表記
同梱のマニュアル。Xabre 200/80のメモリクロックは400MHz(200MHz DDR)/333(166MHz DDR)とされているが、Xabre公式サイトではそれぞれ333MHz(166MHz DDR)/166MHz(SDRAM)とされている

 現在のところSiSのXabre公式ウェブサイト上に情報がないため、Xabre 400のコア/メモリクロックはともに不明。Triplexによると思われるマニュアルにはコアクロック250MHz、メモリクロック250MHz(DDR 500MHz)とあるが、Xabre 400の下位モデルとされているXabre 200/80のメモリクロックおよび帯域幅がSiSの発表と異なっているのを見ると100%そのままは信じられない。Xabre 400についてSiSは「GeForce4 MX440と同等以下の価格でGeForce4 MX460より高速」としているが、これは購入して試してみるほかないだろう。なおRAMDACが375MHzで、D-Sub15ピン/DVI-I/ビデオ出力というインターフェイスを利用したデュアルモニタ出力に対応しているとするのはウェブサイト/マニュアルともに同じで、これは正しいと判断して良さそうだ。



XABRE400EX-AGP64C
Triplexロゴと3.6ns DDR SDRAM
販売中

 ちなみに今回店頭に並んだXABRE400EX-AGP64Cの外観は先に複数ショップで動作デモの行われていたTriplex製Xabre 400ビデオカード「Triplex Millenium Silver Xabre Pro」そっくり。電磁ノイズをカットし、かつ放熱効果もあるという銀色の基板はいかにもTriplex製品だ。大きな違いはVRAMチップの速度で、Triplex Millenium Silver Xabre Proの動作デモ版では3.3ns品を搭載していたのに対し、XABRE400EX-AGP64Cでは3.6ns品を搭載している。また、Triplex純正品が製品版で128MBのVRAMを搭載予定であるのに対し、XABRE400EX-AGP64CのVRAM容量は型番からもわかるように64MBとなっている。

 価格はコムサテライト1号店で1万3500円(完売)、コムサテライト2号店と3号店で1万3800円。GeForce4 MX440カードと比べると、同等かやや高めといったところで、“初値”であることを考えれば十分にSiSのコメントどおりと言えるだろう。パフォーマンスに関してもSiSの言うとおりだとすれば、AGP 8x対応という将来性も手伝って、1万円程度のバリュー市場で台風の目となる可能性も十分に秘めている。



PowerColor製品が1枚だけ入荷もこちらは即完売

ポップ
完売し、ポップだけ残るPowerColor製Xabre 400カード

 一方、PowerColorからもわずか1枚のみながらXabre 400カード「Evil Xabre XP400」が登場。こちらはパソコン工房秋葉原店で1万800円とさらに安価だったが、編集部が仕様を確認する前に売れてしまったとのことで、PowerColorのウェブサイトにあるとおりだったのかどうかも含め、カードの仕様についてはわかっていない。



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