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COOLPIX2500

COOLPIX2500

2002年04月17日 13時08分更新

文● アスキーPC Explorer編集部・行正 和義

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COOLPIX2500

ニコン

5万7000円

ニコンの「COOLPIX2500」は、従来のCOOLPIXとは異なるレンズ部の回転機構を持つユニークな本体デザインが特徴のデジタルカメラだ。基本仕様は、光学3倍ズームレンズと200万画素CCDを搭載した入門者向けモデルである。

本体内側にレンズ回転機構を装備

レンズ部は収納時に真上を向いており、回転させるとこの位置(50度)でようやく撮影可能となる。
 COOLPIX2500の特徴は、「インナースイバル」と呼ばれるボディフレームの内側に回転式レンズを装備する点だ。これにより収納時にレンズが保護されるほか、レンズ部を両側から保持するため強度を高められるといった利点がある。本体中央のブルーの部分の左半分が回転式レンズとなっており、後ろから指で押せばレンズとフラッシュ発光部が現れる。電源スイッチは本体上面にあるスライドバーでOFF/撮影/再生を選択するが、レンズを回転させずに撮影モードにすると液晶モニタに警告が表示されるなど、初めて触った人でもすぐに操作が理解できるような工夫がされている。なお、同社の回転レンズ採用デジタルカメラ「COOLPIX995」と異なり、光学ファインダは搭載しておらず、フレーミングは常に液晶モニタを見ながらの撮影を行う。



レンズ部を回転させて収納すると滑らかなフロントフェイスとなる。本体中央部にある角の取れた三角形はスイッチ機能はないが、中央の赤いLEDがセルフタイマ撮影時に点滅する。
 レンズ部を上方向に向けて収納した状態ではレンズやフラッシュはフレームにすっぽりと納まっており、前後にも大きな突起がないためポケットやポーチへの納まりはいい。レンズ部はボディ上方向を基点として前後に50度以上回転させると撮影可能となる(それ以下では電気的スイッチにより撮影ができない)。レンズは前方向には130度、後ろ方向には90度まで回転し、後ろ方向では液晶モニタ表示が上下反転したいわゆる“自分撮りモード”となる。

 撮影機能は基本的にプログラムオート+シーン選択モードを利用するタイプで、露出補正はあるもののシャッター速度や絞り値を個々に指定するマニュアルモードは持たない。シーンモードはCOOLPIX775885と同様に豊富に用意されており、ポートレート/パーティ/夜景ポートレート/海・雪/夕焼け/夜景/ミュージアム/打ち上げ花火/クローズアップ/モノクロコピー/逆光の11種類が用意されている。「クローズアップは名前のとおりマクロモードで、これもシーンの1つとして選ぶようになっている。また、入門機としては珍しくダークフレームを撮って減算合成する方式のノイズリダクション機能も搭載しており、夜景モードなどを選択した場合に自動的に動作する。



スイッチと液晶モニタが本体右側に集中する背面。液晶モニタにはシーン選択の画面を表示している。ズームボタンとカーソルは別個に用意される。いわゆる「決定」キーがないのは同シリーズ伝統の操作系で、カーソルの右で選択となる。
 背面のスイッチ類はシンプルに構成されており、フラッシュモードとセルフタイマ(カーソルの上と兼用)以外はメニューから選択する。メニューを呼び出した操作時に「MENU」ボタンを押してメニューから抜けたり「SCENE」を押してシーン選択を行うといった操作は、液晶表示の最下段に操作ガイドが表示される。ただし、液晶モニタの下にある3つのボタンと似たような位置にガイドが表示されるにもかかわらず、ボタンの並びと表示内容と一致しておらず紛らわしいのが気になった。COOLPIX5000では液晶モニタの下に配置されたボタンの機能が動作モードごとに操作ガイド(機能表示)と共に切り替わり、少ないボタンで多くの操作ができるようになっていたが、2500ではボタンの機能を絞ったこととメニューシステムの整合性が良くないように感じられる。

 フレームの内側に回転レンズ機構を装備することによりレンズ保護キャップが不要となり、レンズを回転すればすぐに撮影可能となるのは手軽だ。しかしその一方で、フレームによって撮影可能な角度(レンズの向き)に制限があるのは使いにくい。この種のデジタルカメラはレンズが270度(真下から真後ろまで)回転するのが一般的だが、COOLPIX2500では撮影可能な角度は120度しかない。特に、レンズを真上に近い角度にしつつカメラを水平に近いポジションでウエストレベルに構えるというCOOLPIX900シリーズやQV-2000シリーズで一般的な撮影方法ができないのはかなり不便であり、回転レンズ搭載デジタルカメラの持つアングルフリーというメリットを大きく減じている。



右側面が大きく開き、CFカードスロットとバッテリスロットが現れる。バッテリパックは薄い直方体で、IXY DIGITALシリーズなどで利用されているバッテリパックに似たデザインとなった。
 また、ストラップ孔がボディの左側にあるのも使いにくい。これは、右側面がバッテリやCFカードスロットのフタになっていることと、付属のネックストラップで首から下げるような使い方を前提としているためのようだ。しかし、片手で撮影するケースではシャッターを操作する右手側にストラップあったほうが断然使いやすい。



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