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COOLPIX5400

COOLPIX5400

2004年01月27日 00時00分更新

文● 小林 伸

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COOLPIX5400

ニコン

オープンプライス(実売価格:9万円台前半)

『GOOD』
  • 光学ズームが3倍から4倍へと変更されたことにより、撮影の幅が広がった。
  • また、EDレンズを搭載したことも大きい。
『BAD』
  • 搭載されている500万画素のCCDは、やや解像感がない。
  • 各社とも言えるが、CCDの細微化の影響が出てしまっているのだろう。
コンパクトになったボディ
●【コンパクトになったボディ】 見た目にはCOOLPIX 5000に似てはいるが、大きさはひと回り小さくなっている。内蔵スピードライト周辺のデザインがCOOLPIX5000をイメージさせる。
COOLPIX 5700 COOLPIX 5000
高倍率&高画素が強力なCOOLPIXフラッグシップ機 「COOLPIX 5700」レビュー。写真をクリックするとレビュー記事に移動します。 ポケットに入る最強500万画素デジタルカメラ 「COOLPIX 5000」レビュー。

 コンシューマ向けのデジカメは、撮像素子の面積の問題やレンズ作成の難しさから、広角側に強いズームレンズを搭載している機種は数えるほどしかない。今回紹介する「COOLPIX 5400」(以下、CP5400)は、500万画素CCDと35mmフィルム換算で28~116mm相当の光学4倍ズームレンズを搭載しており、撮影時には広角から望遠まで幅広くカバーできる。

 ズームは前モデルの光学3倍から4倍へと望遠側の焦点距離が伸びている。今回からEDレンズをレンズ群に1枚採用したことで、光学収差の少ない画像を撮影可能だ。



レンズに異常分散ガラスを使用
●【レンズに異常分散ガラスを使用】 レンズ群の中に異常分散ガラス(EDレンズ)を組み込んだことにより、収差の少ないシャープな画像を撮影可能だ。

 CCDは前モデルでは2/3型だったが、今回は1/1.8型と小さなものに変更されている。そのため、1画素あたりの受光面積が小さくなり、TIFF形式で撮影した画像でも、あとからレタッチソフトでの補正に堪えられるだけのダイナミックレンジを持っていないようだ。また撮影画像は細部表現も若干苦手だ。500万画素の解像度を持っているのだから細部表現は得意でもよさそうなものだが、やや解像感が低い。受光感度が減ったぶん、暗部でノイズリダクションを強めにかけている影響もあるのだろう。

操作系は大幅に見直し フリーアングルの液晶モニタ
●【操作系は大幅に見直し】 AE、AFのロックボタンはズームレバー横に移動され、使い勝手が向上。ボディ上面にコマンドダイヤルが新設されて、従来のモード変更やホワイトバランスの変更などがダイヤル操作で呼び出せる。●【フリーアングルの液晶モニタ】 フリーアングル液晶モニタは、前モデルのCOOLPIX5000にべて、ひと回り小型になった。ボディの小型化の影響が出てしまったのだろう。

 しかし、さすがはニコンだ。撮影した画像は落ち着いた色調で、誇張された印象はない。記録画像フォーマットはTIFF/JPEGとなっており、CCDからのデータをダイレクトに記録するRAWモードが搭載されていないのが残念だが、RAWの現像時にこの色調を崩すよりも、TIFF/JPEGで出力したほうがよい結果となるはずだ。

専用リチウムイオンバッテリ
●【専用リチウムイオンバッテリ】 専用リチウムイオン充電池はCOOLPIX 5000と同じもの。しかし、以前にはラインナップされていた、外付けのバッテリパックは用意されておらず、汎用性に高い単3電池は使用できない。長時間の撮影には専用電池を複数用意したい。

 高画素CCDを搭載した機種で、風景写真などを趣味にしている人には、面白い使い方のできるモデルである。

COOLPIX 5400の主なスペック
CCD 1/1.8型総画素数536万画素
レンズ 35mmカメラ換算28~116mm、F2.8~4.6
シャッター 8~1/4000秒
露出モード プログラム、シャッター優先、絞り優先、マニュアル
記録メディア CFカードTypeI/II
バッテリ 専用リチウムイオンバッテリ
サイズ 約108(W)×69(D)×73(H)mm
重量 約320g(本体のみ)

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