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DynaBook G3/510PME

DynaBook G3/510PME

2002年02月14日 14時16分更新

文● 宇野貴教

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DynaBook G3/510PME

東芝

オープンプライス

東芝のノートPCラインナップの中で一際輝くのがプレミアムブルーのボディが光る「DynaBook G3/510PME」だ。もちろんスタイルだけでなく,PentiumIII-1GHz&GeForce2 Goとデスクトップマシンに匹敵するハイスピード仕様のゴージャスな仕上がりとなっている。

本稿にて紹介している製品は、2002年1月末時点で次期製品が発表または発売されております。本文中では次期製品にも触れておりますので、次期製品を「読み解く」際にお役立てください。(別冊ASCII編集部/ASCII24 Review)

スタイリッシュボディに惚れろ!

 東芝のDynaBookシリーズは,ホームエンターテイメントを前面に押し出したオールインワンA4ノートである。スペックの微妙な違いで数多くのモデルを用意する他社製品とは異なり,東芝のノートPCは数を絞ったシンプルな構成となっているため,ユーザーが購入時に各モデルも違いに悩まないようになっているのが特徴だ。この「DynaBook G3/510PME」は最上位モデルだけあって,性能だけでなくホームユースで重要な要素となるスタイルにも気を配った,同社のフラッグシップ機にふさわしいマシンとなっている。

キーボード、ポインティングデバイス、液晶パネル部の全景。
 まず本体を一見すると,カラーリングやボディの形状が,一般的なノートとずいぶん違うのがすぐに分かる。本体のカラーは,「プレミアムブルー」と命名された青いカラーリングで,光沢のあるクリアコートが施されており,ボディデザインも曲線を活かしたホームユースならではの作りとなっている。そして本体を開いて液晶とキーボードをあらわにすると,今度は一転してブラックが基調のシックなボディへと早変わりする。キーボードはダークブルーのスケルトン仕様となっているが,キー内部はかすかに見える程度の絶妙な透け具合で,デザインの向上に大きく貢献しているといえる。また,「CapsLock」などはスケルトンキーを生かしてキートップ内部にLEDを配置しており,一目でON/OFFの確認が可能だ。

 ボディ,キーボードと並んで目につくのはスピーカである。ヒンジ部分の両脇にはステレオスピーカが配置されているが,これはオーディオ機器メーカー「harman/kardon」と共同開発したサブウーファ付きスピーカで,前面部に見えるバスレフポートがスタイルにアクセントをつけている。このように,特徴的なスタイルをもつ本機は,ビジネスライクなスタイルのノートでは満足できない人の欲求を満たしてくれる,数少ない製品だと断言できる仕上がりだ。



添付品はリカバリ用のCD-ROMなどのほかに,USB接続の外付けFDDドライブが付属している。

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