価格も競争力あり
新モデル発表直後の今がチャンス?
B5サイズクラスノートでは,機能重視よりもシンプルな構成で勝負する東芝だが,A4オールインワンノートの本機は,スタイリッシュなボディや高品質スピーカ,高速3Dアクセラレータなど機能,スタイルともに最上位モデルとしてふさわしい華やかな作りで攻めてきた。
実はA4オールインワンノートで機能重視がセールスポイントのマシンは数多く存在するが,すべてのスペックが及第点に届く機種は少ない。その理由は,大半の機種で3D機能がスポイルされているためである。本機は「GeForce2 GO」というノートPC用で最高峰のチップを搭載することで,ゲームユーザーにもアピールできる点が他社製品と比較して一歩リードしていると言えよう。
実売価格も21万前円後と,コストパフォーマンスに優れた機種にこそかなわないものの,その機能を考えれば十分にお買い得と太鼓判が押せるレベルであり,購入後に満足感が味わえることは確実だといえよう。
なお本記事を作成中に,新モデル「G4/510PME」の発表が行なわれた。主な変更点は,メモリが512MBフル実装になり,HDが30GBから40GBへとパワーアップしたことの2つ。それ以外の仕様は共通なので,ほぼ同一機種のマイナーチェンジ版と見て問題ない。
DynaBook G3/510PMEの主なスペック | |
編集部予想価格 | 21万円強 |
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CPU | Mobile Pentium III-1GHz |
チップセット | i815EP |
メモリ(標準/最大)スロット数(空き) | 256MB/512MB 2(1) |
ハードディスク | 30GB |
光ディスク | CD-RW/DVD-ROM |
ビデオ | GeForce2 GO 16MB |
サウンド | AC97準拠ソフトオーディオ,ステレオスピーカ |
液晶サイズ | 15インチ |
最大液晶解像度 | 1024×768ドット |
液晶輝度,コントラスト | 未公開 |
視野角 | 未公開 |
キーピッチ,キーストローク | 19mm/2.7mm |
特殊ボタン(閉鎖時使用,カスタマイズ) | 7(5,4) |
外部インターフェイス | LAN,USB×3,IEEE1394×2,56kbpsモデム(V.90),LAN,外部ディスプレイ,ヘッドフォン,マイク,S/P DIF出力,ライン入/出力,コンポジットビデオ |
カードスロット | PCカード(TypeII×2) |
オプションベイ | なし |
本体サイズ | 幅330×奥行き295×高さ45mm |
重量 | 約3.1kg |
稼働時間 | 約2.1時間 |
充電時間 | 約2.0~3.0時間 |
ACアダプタ(サイズ,重さ) | 幅126×奥行き63×高さ25mm,約415g |
リカバリ方法 | CD-ROMから |
搭載OS | Windows XP HomeEdition |
オフィスソフト | MS Office XP Personal |
ウイルス対策ソフト | Norton AntiVirus 2002 |