先週の8月第4週は、まさに怒涛の1週間であった。
我々の前に初めてi845マザーボードがデモという形で姿を表したのはその前の週末の17日。明けて第4週、Intelによるi845とSocket478版Pentium 4のリリースは第4週の27日であったものの、それを1週間フライングして21日(火)、まずSupermicro「P4SBA」とEPoX「EP-4B2A/+」が発売。タガが外れたかのように、続いて22日(水)にはASUSTeK/Chaintech/Gigabyteから計6モデルが発売、さらに23日(木)にはAbit、Intel、MSIと続き、わずか3日で8割方の主要メーカーのモデルが揃ってしまうという前代未聞の事態が訪れた。
それを待っていたかのごとく、23日にはSocket478版のPentium 4がこれまたフライングで登場、週末に入ると価格改定をにらんでショップ側での値下げが始まり、Socket478版1.5GHzに至ってはいきなり1万8000円台と言う衝撃の最安値で発売される始末。締めは正式リリース日の27日。各ショップで「だるまさんが転んだ」的にらみ合いが展開されつつ、1.9GHz/2GHz版の発売を迎えることとなった。
以上これが、先の1週間の「アキバで一番アツい夏」の顛末である。
その喧騒もやっとおさまったということで、今回はi845/Socket478マザーボードの実売価格をご紹介しよう。売れゆき好調で早くも品薄/完売となっているショップもあるので、製品ごとの在庫状況を要チェックだ。