(株)バーテックス リンクは9日、台湾ギガバイト テクノロジー(Gigabyte Technology)社製のベアボーンキットを発表した。今回発表したのは、Flex ATX仕様のミニタワー型『G-MAX・FA1UB』と、MicroATX仕様のミニタワー型『G-MAX・MA2UB』の2製品。
『G-MAX・FA1UB』 |
『G-MAX・FA1UB』は省スペース型で、Intel810E2チップセットを実装したギガバイト製のマザーボード『GA-6WFZE2-L』を搭載する。CPUソケットはSocket370で、FC-PGA版Pentium IIIやCeleronなど、FSB66/100/133MHz対応のCPUを装着できる。グラフィックス機能はチップセットに内蔵しており、AC'97オーディオ機能やLANポートなどもオンボードで装備する。
メモリーはSDRAM DIMMを2本装着でき(最大1GB)、拡張スロットはLow Profile PCIカード対応で3スロット。IDEポートはUltra ATA/33/66/100に対応し、USBポートは前面に2ポート、背面に2ポート実装する。本体サイズは幅89×奥行き305×高さ390mmで、電源容量は約100W。5インチベイ、3インチベイがそれぞれ1スロットずつ装備しているが、付属するCD-ROMドライブとFDDで専有しており、空きスロットはない。
価格はオープン価格で、店頭予想価格は3万2000円前後、8月下旬より順次出荷を開始する。
『G-MAX・MA2UB』 |
『G-MAX・MA2UB』は、Micro ATX仕様のケースにマザーボードとしてギガバイト製の『G-MAX・MA2UB』を搭載する。チップセットはVIA 133A、CPUソケットはSocket370で、FC-PGA版Pentium IIIやCeleronなどを装着できる。また、オーディオチップとして、Creative CT5880を実装している。
実装可能なメモリーは最大1GBで、SDRAM DIMMを2本装着できる。拡張スロットはAGP×1およびPCI×3。。IDEポートはUltra ATA/33/66/100対応で、SBポートは前面×2、背面×2となっている。本体サイズは幅108×奥行き352×高さ405で、電源容量は250W、5インチベイ×2、3.5インチベイ×2を実装している。CD-ROMドライブとFDDが付属し、本体のベイはそれぞれ1スロットずつ使用している。
価格はオープン価格で、店頭予想価格は3万1000円前後。こちらも8月下旬に出荷開始予定。
バーテックス リンクでは、両製品合わせて、初年度で約2万キットの販売を見込んでいる。