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NEC、企業向けPC『Mate』『VersaPro』の新製品を発表

2001年05月10日 13時04分更新

文● 編集部 中西祥智

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日本電気(株)は10日、2001年第1四半期モデルとして、企業向けデスクトップパソコン『Mate』7機種19モデル、ノートパソコン『VersaPro』6機種12モデルを発表した。Office XPプレインストールモデルは6月中旬に、そのほかのモデルは一部を除いて5月中旬に、出荷を開始する。

今回の製品は、全製品が4月に施行された“グリーン購入法”(※1)に対応しており、また『Mate』の“スーパースリムパワー型”で6月ごろにエコマーク(※2)を取得する予定など、環境面に配慮した製品構成になっている。また、これも4月に施行された“資源有効利用促進法(改正リサイクル法)”により、法人ユーザーからの要請があれば、NECが有償で使用済み製品の回収を行なうという。

※1 『国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律』:国や国の関連機関に、環境に影響の少ない製品の調達を義務付ける法律。

※2 (財)日本環境協会が推奨する“環境により良い”製品に付けるマーク。

『Mate』シリーズには2000年第4四半期モデルより、新しい筐体を採用した省スペース型デスクトップパソコンが追加されている。今回、その“新省スペース型”デスクトップで、OSにWindows 2000を選択して増設HDDを搭載すると、HDD障害対策ソフトウェア“StandbyDisk”が添付されるようになった。“StandbyDisk”は、1日1回、1台目のHDDの内容をバックアップ用の2台目のHDDに差分ファイルのみバックアップし、障害発生時にはファイル単位で復旧もしくは2台目のHDDから起動することが可能。その後、1台目のHDDをバックアップ用に設定しての運用も行なえるという。

“新省スペース型”『MA10T/EZ』
“新省スペース型”『MA10T/EZ』

“StandbyDisk”で設定したバックアップディスクは専用のフォーマットで記録されており、OSから読み込むことはできない。ディスク間のコピーはBIOSを通じて行ない、起動ディスクの切り替えもBIOSの設定だけで可能。NECでは、ソフトウェアをインストールしたらシステムが正常に動作しなくなった、ファイル操作を誤って上書きしてしまった、などのRAIDレベル1(ミラーリング)では解決できない障害にも対応できるとしている。

『Mate』“新省スペース型”3モデルの最上位モデル『MA10T/EZ』は、CPUにPentium III-1GHz、チップセットにIntel 815Eを搭載。拡張スロットはLow Profile型AGPスロット×1とハーフサイズPCIスロット×3(1スロットはLow Profile型)。インターフェースはUSBポート×4など。本体サイズは幅86×奥行き326×高さ340mmで重さは約7.2kgとなっている。

そのほかの仕様は“セレクションメニュー”で選択可能。

  • メモリー・・・・・・64MBから512MBまで(PC133 SDRAM)
  • グラフィックスチップ・・・・・・チップセット内蔵あるいはNVIDIA GeForce2 MX(AGP接続)
  • HDD・・・・・・30GBから60GB(Ultra ATA/100)、30GBから60GBの2ndHDDも増設可能
  • 光ディスクドライブ・・・・・・最大24倍速のCD-ROM、CD-R書き込み最大8倍速のCD-R/RW、DVD読み込み最大6倍速でCD-R書き込み最大4倍速のDVD&CD-R/RWドライブから選択
  • 通信機能・・・・・・56kbps(V.90/K56flex)モデムカード、100BASE-TX/10BASE-T対応LANカードをそれぞれ搭載可能
  • キーボード・・・・・・USBかPS/2、109キーボードかテンキー付き小型キーボードの合計4種類から選択

価格は『MA10T/EZ』のWindows 2000モデルで19万8000円。16日に出荷を開始する。

従来筐体の“省スペース型”は4モデル。CPUはPentium III-1GHz/866MHzまたはCeleron-700MHz、チップセットはIntel 810Eで、チップセット内蔵グラフィックス機能を使用する。メモリーは64MBから512MB(PC100 SDRAM)、HDDは30GBから60GB(Ultra ATA/66)、光ディスクドライブは最大40倍速CD-ROMまたは書き込み最大8倍速のCD-R/RWドライブから、それぞれ選択可能。本体サイズは幅86×奥行き320×高さ316mmで重量は約6.9から7kg。価格はPentium III-1GHz、メモリーが128MB、30GBHDDの『MA10T/CZ』で17万8000円から。出荷開始は16日。

“省スペース型”よりさらに小型の“スーパースリムタワー型”は3モデル。CPUはPentium III-1GHz/866MHzまたはCeleron-700MHz、チップセットはIntel 810E2で、チップセット内蔵グラフィックス機能を使用。また、2000年第4四半期モデルにはなかったサウンド機能も、チップセットに内蔵されている。メモリーは64MBから512MB(PC100 SDRAM)、HDDは30GBから60GB(Ultra ATA/100)、光ディスクドライブは最大24倍速CD-ROMあるいは書き込み最大8倍速のCD-R/RW、DVD読み込み最大6倍速のDVD&CD-R/RWコンボドライブから、それぞれ選択可能。本体サイズは幅60×奥行き250×高さ312mmで重量は約5.2kg。価格はPentium III-1GHz、メモリーが128MB、30GBHDDの『MA10T/TZ』で15万8000円から。16日に出荷を開始する。

“ボックスレス型『MA93T/FR』”
“ボックスレス型『MA93T/FR』”

液晶ディスプレー一体の“ボックスレス型”は2モデル。今回から14.1インチ液晶ディスプレー搭載モデルがなくなり、両モデルとも15インチXGAカラー液晶となった。CPUはPentium III-933MHzまたはCeleron-700MHz、チップセットはIntel 810Eで、チップセット内蔵グラフィックス機能を使用する。メモリーは64MBから256MB(PC100 SDRAM)、HDDは15GBから30GB(Ultra ATA/33)、光ディスクドライブは最大40倍速CD-ROMまたは書き込み最大8倍速のCD-R/RWドライブから、それぞれ選択可能。本体サイズは幅366×奥行き192×高さ395mmで重量は約6.3kg。価格はPentium III-933MHz、メモリーが64MB、15GBHDDの『MA93T/FR』で29万8000円から。出荷開始は16日となる。

スタンダードな“デスクトップ型”は3モデル。CPUはPentium III-1GHz/866MHzまたはCeleron-700MHz、チップセットはIntel 810Eで、チップセット内蔵グラフィックス機能を使用。メモリーは64MBから512MB(PC100 SDRAM)、HDDは30GBから2台目増設で最大120GB(Ultra ATA/66)、光ディスクドライブは最大24倍速CD-ROMあるいは書き込み最大8倍速のCD-R/RWから、それぞれ選択可能。またLANポートを標準で搭載する。本体サイズは幅430×奥行き394×高さ140mmで重量は約10kg。価格はPentium III-1GHz、メモリーが128MB、30GBHDDの『MA10T/SZ』で18万3000円から。16日に出荷を開始する。

薄型の“マイクロタワー型”は、CPUにCeleron-700MHz、チップセットはIntel 810Eで、チップセット内蔵グラフィックス機能を使用する。メモリーは64MBから256MB(PC100 SDRAM)、HDDは30GBあるいは40GB(Ultra ATA/66)、光ディスクドライブは最大40倍速CD-ROMまたは書き込み最大8倍速のCD-R/RWドライブから、それぞれ選択可能。LANポートを標準で装備する。本体サイズは幅181×奥行き389×高さ363mmで重量は約10.5kg。価格はCeleron-700MHz、メモリーが64MB、30GBHDDの『MA70H/RZ』で8万9800円から。出荷開始は16日となる。

ハイエンドモデルの“ミニタワー型”は3モデル。上位2モデルはPentium 4-1.70GHz/1.50GHzにチップセットはIntel 850、グラフィックスチップはNVIDIA GeForce2 GTS搭載カードをAGP接続。メモリーは128、256、512MBあるいは1GB(PC800 RDRAM)、HDDは30GBから2台目増設で最大120GB(Ultra ATA/100)、光ディスクドライブは最大40倍速のCD-ROMまたは書き込み最大8倍速のCD-R/RWドライブから、それぞれ選択できる。LANポートと56kbps(V.90/K56flex)モデムを標準で搭載する。本体サイズは幅176×奥行き455×高さ448mmで重量は約14.0kg。価格はPentium 4-1.70GHz、メモリーが128MB、40GBHDDの『MA17S/MZ』で43万6000円から。6月13日より、順次出荷を開始する。

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