日本電気(株)は21日、コンシューマー向けのデスクトップパソコン『VALUESTAR』シリーズ、およびノートパソコン『LaVie』シリーズの夏モデルを発表した。
今回の『VALUESTAR』シリーズは、ローエンドモデルにもDVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載するようになった。また、ほとんどのモデルにBIGLOBEと連携して映像の公開・配信を行なえるソフト『ビデオ登録君』などをプレインストールする。
明るい液晶ディスプレー
TVチューナーを内蔵する『VARUSTAR T』シリーズは、上位3モデルに新たに17.5インチ高輝度ワイド液晶ディスプレーを同梱する。解像度は1280×768ドットで輝度は最大400cd/m2。動画再生時に、画面全体の輝度を上げるのではなく、その動画部分だけの輝度を上げることも可能。動画再生ソフトを移動しても、自動的に高輝度部分が追従する。
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| 『VT770/0D』 |
全6モデルのうち最上位モデルの『VT770/0D』は、Pentium III-1GHz、Apollo Pro133Aチップセット、GeForce2 MXグラフィックスチップ、128MBメモリー(VC133、VC SDRAM)、80GBHDD(Ultra ATA/66)、DVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載する。
TVチューナーは、地上波のほかにBSデジタル放送にも対応(HDTVをSDTVに変換して表示)。BSデジタルデータ放送、地上波データ放送も受信でき、MPEG-2、MPEG-1での録画も行なえる。
赤外線リモコン、ワイヤレスキーボード/マウスが付属。本体サイズは幅106×奥行き337×高さ325mmで重さは約7.8kg。価格はオープンプライス(予想価格30万円後半)で、5月下旬に出荷を開始する。
全モデルにDVD&CD-R/RWコンボドライブ搭載
『VARUSTAR C』は、春モデルでは4モデル中上位3モデルにDVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載していたが、今回のモデルチェンジで全2モデルとなり、その両方にDVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載する。また、搭載するドライブもDVD読み込み4倍速、CD-R/RW書き込み4倍速、CD-ROM読み込み24倍速からそれぞれ8倍速、8倍速、32倍速の高速なドライブへと変更した。
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| 『VC1000J/8FD』 |
最上位モデルの『VC1000J/8FD』は、Pentium III-1.0BGHz、Intel 810Eチップセット、128MBメモリー(PC100、SDRAM)、60GBHDD(Ultra ATA/66)を搭載する。本体サイズは幅106×奥行き337×高さ325mmで重さは約7.5kg。価格はオープンプライス(予想価格25万円前後)で、5月下旬に出荷を開始。
デザイン一新『VALUESTAR L』
Athlon/Duron搭載の『VALUESTAR L』シリーズは、今回最下位モデルを除いてデザインを一新した。従来のものより若干薄いシルバーの筐体で、側面に“VALUESTAR”のロゴのプレートがついた。IEEEとUSBの端子がそれぞれ1端子ずつ、PCIスロット(ハーフサイズ)が1スロット追加された。
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| 『VL1100N/87E』 |
最上位モデルの『VL1100N/87E』は、Athlon-1.1GHz、Apollo KL133チップセット、128MBメモリー(PC133、SDRAM)、80GBHDD(Ultra ATA/66)、DVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載。本体サイズは幅97×奥行き360×高さ325mmで重さは約8.0kg。価格はオープンプライス(予想価格20万円前後)で、5月下旬に出荷を開始する。
また、Pentium 4を搭載する『VALUESTAR M』は、CPUのクロック周波数を1.5GHzから1.7GHzに強化した。17CRTディスプレーを同梱する『VM1700S/87E』は、Intel 850チップセット、128MBメモリー(PC800、RDRAM)、80GBHDD(Ultra ATA/100)、GeForce2 GTSグラフィックスチップを搭載する。本体サイズは幅177×奥行き455×高さ447mm。価格はオープンプライス(予測価格30万円前後)で、出荷開始は6月下旬。
