LinuxWorld Conference&Demo/Tokyo 2000
LinuxWorldレポート――VA Linux Systemsジャパン / 東芝エンジニアリング / NTTコムウェア
2000年10月31日 00時00分更新
東芝エンジニアリング(株)
VAJに出資している東芝エンジニアリング(株)は、VAJの隣にブースを構え、クラスタリングソフトウェアやRealMediaのサーバをVAJのシステム上で動作させてデモンストレーションしていた。
東芝エンジニアリング(株)のクラスタソフトウェア「DNCWARE ClusterPerfect」。2台から256台までのノードを管理する。Windows NT/2000、Solaris、Linuxなどマルチプラットフォームに対応 |
「DNCWARE ClusterPerfect」をVA Linux Systemsジャパンのハードウェアで運用。一番下に見える白い筐体が東芝製の共有ディスクで、VAJのサーバ2台から、SCSIで接続されている |
NTTコムウェア(株)
VAJ出資会社のひとつ、NTTコムウェア(株)(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションウェア)は、VAJと背中合わせの場所で製品を展示。会場全体にいえることだが、終始人だかりができていた。
メモリをストレージにして高速稼動を実現する「Intelligent Memory Server」。開発は(株)プロストア・ジャパン。システムのすべてがメモリ上で動作するため、I/O周りのオーバーヘッドを削減できる。この製品では、ストレージとして4~32GBまでのメモリを搭載可能 |
「超小型Linuxボックス」。43×114×85mm、重量225gのLinuxマシン。CPUには486相当の「MachZ-133JMHz」が使われている。メインメモリは16MBで、ストレージとして4MBのフラッシュメモリを搭載。カーネルは2.2.16を採用している。インターフェイスはEthernetポート×2、USB×1、PCカードスロット(タイプII)×1となっている |
「超小型Linuxボックス」のデモンストレーションでは、同ボックスにiモード用のアプリケーションを搭載。iモードから家電のオン/オフを行なえる実演を行なった |