米VA Linux Systemsは現地時間27日、2001年7月10日をもってハードウェア事業から完全に撤退すると発表した。また同時に、全社員の約35%にあたる153人をレイオフすると発表した。
今後は、企業の共同ソフトウェア開発プロジェクトを支援する『SourceForge OnSite』サービスを事業の柱とする。また、ストレージデバイスやリモートサーバ管理用のLinuxソフトウェア開発、コンサルティングサービスを行なっていく。
「Slashdot」、「SourceForge」、「Freshmeat」など、同社が出資する一連のOpen Source Development Network(OSDN)サイトは継続する。
リリースによると、「ハードウェア事業からの撤退によって、売り上げは大幅に減少するが、資金の流出も減少すると期待している。当初は四半期で800万ドル、将来的にはそれ以上の節約を見込んでいる。」とのことだ。