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米TurboLinux、Oracle8iに最適化されたTurboLinuxを発表

2000年08月17日 13時08分更新

文● 植山 類

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 米TurboLinuxは、Oracle8iに最適化された「TurboLinux DataServer Optimized for Oracle8i」を発表した。同製品は、安定した信頼性の高いデータベースを保証するために米TurboLinuxと米Oracleにより検証・サポートされたディストリビューションで、エンタープライズ向けデータベースサーバなどをターゲットとしている。TurboLinuxによる60日間の電話・Webサポートが付属して、価格は2500ドル。

 Oracle8iのパフォーマンス向上のために、4GBメモリやraw I/Oのサポートなどを行なっている。また、Java実行環境やMetroLinkのMotif 2.1がバンドルされるという。

 同製品は、データベースを組み込んだものとしては、「TurboLinux DataServer with IBM DB2 Universal Database」に続く製品となる。

 ターボリナックス ジャパン(株)は、日本オラクル(株)の子会社「ミラクル・リナックス(株)」と共同で、Oracle8iに最適化されたディストリビューション「Miracle Linux」の開発に当たっている。Windows NT対抗を狙う同ディストリビューションは、まず日本市場をターゲットにした製品だが、ミラクル・リナックスはほかの地域にも同製品をアピールしていきたい意向を示している。

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