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Oracle8iに最適化されたディストリビューションが登場

日本オラクルが新会社設立。「Miracle Linux」を開発中

2000年04月26日 00時00分更新

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 日本オラクル(株)は4月25日、Linuxの専門事業会社「ミラクル・リナックス(株)」を設立すると発表した。設立時に日本オラクルが2億2千万円を出資し、近日中に4億円に増資する。増資後の資本構成は、日本オラクルが55%、日本電気(株)およびターボリナックス ジャパン(株)がそれぞれ14%、(株)サンブリッジが4%、(株)オービックビジネスコンサルタントが3%など。

 社長は日本オラクル ビジネス開発部責任者の矢野広一氏が就任し、今年6月1日から20名規模で事業を開始する。技術担当取締役は日本オラクルの吉岡弘隆氏。

 新会社は日本市場をターゲットとし、今夏よりOracle8iに最適化されたLinuxディストリビューション「Miracle Linux」を販売するほか、日本オラクルのLinux版ソフトウェア製品の販売、コンサルティング、教育、保守などを行なう。将来は国外展開も視野に入れているという。黒字転換は3年後を計画している。

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