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オモイカネ(株)、「Omoikane GNU/Linux ベータ3」公開テスト開始

2000年03月06日 00時00分更新

文● 沖中 弘史

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 オモイカネ(株)は、同社の開発している、ビジネスでの使用を目的としたディストリビューション、「Omoikane GNU/Linux ベータ3」の公開テストを開始した。

 オモイカネ(株)は、Linuxやオープンソースなどの研究開発の技術サービス、コンサルティングなどを提供する企業。

 新ディストリビューション「Omoikane GNU/Linux(以下、OGL)」は、「Debian GNU/Linux 2.2(potato)」をベースに開発されており、インストーラの改良がメインとなっている。このインストーラは、専用の制御ファイルを編集/設定することにより、インストールの完全な自動化や、業種や業務に応じた柔軟なパッケージ選択などが行なえるという。

 同社では、「OGL」を同社の提供するサービス、ソリューションなどで使用し、パッケージ販売などは考えていないという。そのため、「OGL」の入手は、同社のWebサイトなどからのダウンロードのみとなる。

 正式版は2000年3月中にリリースする予定で、x86版とAlpha版が提供される。ただし、ベータ3についてはx86版のみが公開されている。ベータ3のダウンロードは、同社のWebサイトから可能。

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