米InpriseのJava開発環境「JBuilder 3」のLinux版「JBuilder 3 Foundation Edition」(英語版)のダウンロードが、10万を超えた。これは、Inpriseが12月14日に発表した数字で、同ダウンロードは12月8日から始まっている。
JBuilderは、グラフィカルなJavaの開発環境で、テキストボックスやボタンといったオブジェクトを組み合わせ、そこにさまざまな値を設定していくことにより、Javaのアプレットやアプリケーションの作成を可能にするツール。今までは主にWindowsプラットホーム上で使われてきており、人気も高い。JBuilder 3 Foundation Editionはフリーとなっている。
![]() |
---|
グラフィカルな操作でJavaのアプリケーションなどを作成できる |
今回編集部でも、JBuilder 3 Foundation Edition(以下JBuilder 3)をダウンロードし、インストールしてみたので、その画面をご紹介する。
JBuilder 3の動作環境は以下のとおり
- Red Hat Linux 6.xもしくはMandrake Linux 6.x
- 128MBのハードディスク容量(150MB以上推奨)
- Pentium II-200MHz以上のCPU
編集部での試用環境は、LASER5 Linux 6.0。マシンはMMX Pentium-200MHzにメモリは128MBを搭載している。なお、ダウンロードには、氏名や住所などの登録が必要だ。この登録を行なうことで、起動に必要なプロダクトIDが発行される。
インストール
![]() |
---|
インストールはGUIで進む |
![]() |
---|
インストールするディレクトリを選択する。こちらもフォントがおかしいため、テキストボックスがうまく表示できなかった。一番上にあるテキストボックスに、なにかしら書かれているのがわかる。Install “Folder”になっているのは、Windows版からの移植だからだろうか? Nextを押すとコピーが始まる |
![]() |
---|
コピーが終わると、Congratulations!のメッセージが |
![]() |
---|
Jbuilder 3を起動すると、Javaアプレットを含んだサンプルのHTML「Welcome.html」が表示される。チュートリアルも含まれているので、参考になるだろう(もっとも、Windows版Jbuilder 3の本を買ったほうが話は早いだろうが) |
